日本フィギュアの新星「ゆなすみ」長岡柚奈・森口澄士が流した涙の価値。樋口新葉も認める“ペア2枠”の快挙と、僕たちが目撃した歴史的一歩

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イタリア・ミラノのリンクに、どこか初々しく、けれど力強い足跡が刻まれました。2026年2月15日、夢にまで見たオリンピックの舞台に立った長岡柚奈選手と森口澄士選手、通称「ゆなすみ」ペア。スポットライトを浴びてリンク中央に立つ二人の姿を見たとき、僕は日本ペア競技の新しい時代の幕開けを確信しました。

結果はショートプログラム(SP)19位。上位16組が進出するフリーへの切符には、あと一歩届きませんでした。演技後、氷の上で溢れた長岡選手の涙。テレビの速報だけでは伝わらない、この「19位」という数字に秘められた、日本フィギュア界の大きな一歩についてお話しします。


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長岡柚奈・森口澄士「ゆなすみ」ペアの五輪デビュー。19位という数字に隠された「挑戦」の価値

今大会、日本代表として五輪の舞台に立った「ゆなすみ」のスコアは、59.62点。ジャンプでの転倒など、ほろ苦いデビュー戦となりました。しかし、この点数以上に僕たちが注目すべきは、彼らがここに立っていること自体が「快挙」であるという事実です。

2026年1月の四大陸選手権で銅メダルを獲得し、自己ベスト71.95点をマークして急成長を遂げていた二人。世界ランク上位勢がひしめく中で、彼らは臆することなく攻めの演技を見せました。「悔しいけれど、今の僕たちの全てを出した結果」と語った森口選手の言葉には、未来を見据えた強さが宿っていました。冬季オリンピックという最高の舞台で味わった悔しさは、4年後の彼らを動かす最強の燃料になるはずです。

なぜ日本はペア2枠を勝ち取れたのか?樋口新葉らシングル勢と歩んだ「チームジャパン」の絆

ミラノ五輪において、日本がペア競技で「2枠」を確保できたのは、歴史的な出来事です。これまでは「りくりゅう」一組が背負ってきた日本ペアの看板を、ゆなすみが共に支えたのです。この「2枠」こそが、日本フィギュア界の底上げを象徴しています。

シングル女子代表の樋口新葉選手ら、同じ日本代表のメンバーも二人の挑戦を称えています。ペアという過酷な種目に挑む仲間を、「チームジャパン」として支え合う姿。19位という順位でフリー進出は逃しましたが、二人が五輪のリンクに立ったことで、日本には確実に「ペアを志す土壌」が広がりました。この多様性こそが、今後の日本の強みになっていくでしょう。

ゆなすみペアの結成秘話。シングルからの転向、そして森口澄士が選んだ「二刀流」の覚悟

ゆなすみペア いつ結成されたの?」という声も多く聞かれます。二人の結成は2023年5月。驚くべきことに、わずか3季足らずで五輪代表の座を射止めたのです。特に森口澄士選手は、シングル選手としてのキャリアを持ちながら、ペアの世界へ飛び込んだ挑戦者です。

長岡柚奈選手もまた、かつてシングルを主戦場としていましたが、三浦璃来木原龍一組の演技に心を打たれ、「ペアをやりたい」という一心でこの道を選びました。ペア特有の技術をゼロから、それも世界レベルのスピードで習得してきた二人の努力は、もはや「奇跡」と呼んでも過言ではありません。森口選手の力強いリフトと、長岡選手の可憐な表現力。その融合が、ミラノの観衆を魅了しました。

2030年へのプロローグ。高橋成美が繋ぎ、りくりゅうが育てた「日本ペアの土壌」

かつて高橋成美選手(たかはしなるみ)が、木原選手と共にソチ五輪で戦っていた頃、日本でペアが2枠出場する未来を誰が想像できたでしょうか。フィギュアスケート 高橋成美という先駆者が蒔いた種を、りくりゅうが育て、そして「ゆなすみ」という新しい才能が芽吹きました。

今回、フリー進出を逃した直後の長岡選手の涙は、自分たちの実力と世界の壁を痛感したからこそ流れた、純粋なアスリートの涙でした。しかし、その涙は2030年大会への確かなプロローグです。フィギュア ペアという競技に新たな光を当てた二人の功績は、数字以上の価値を持って僕たちの心に刻まれました。さあ、ここからが本当のスタート。僕たちはこれからも、二人が描く新しい放物線を追い続けます。


よくある質問(FAQ)

Q:ゆなすみペアの今後の予定は?

A:五輪での経験を糧に、来シーズンのグランプリシリーズや世界選手権でのリベンジを誓っています。詳しい活動拠点は引き続き、木下アカデミーでのトレーニングが中心となる予定です。

Q:森口澄士選手はシングルも続けているのですか?

A:ペアに専念する決断をし、現在はペア競技一本で世界を目指しています。その高いジャンプ技術が、ペアのソロジャンプにおいても大きな武器となっています。


情報ソース・引用元

※本記事は2026年2月16日の最新情報を元に執筆しています。ISU公式リザルトの「TSS 59.62 / Rank 19」という事実に基づき、各メディアのインタビュー内容を裏取りして構成しました。最新の状況は必ず公式サイトをご確認ください。

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