FIFAワールドカップ2026の世界一を決めたのは、延長戦で生まれたフェラン・トーレスの一撃でした。
スペイン代表はアルゼンチン代表を1-0で破り、2010年南アフリカ大会以来となる2度目の優勝を達成しました。決勝点が生まれたのは延長後半106分です。【出典1】
ただ、今回の決勝で特に印象的だったのは、1-0というスコア以上に大きく開いたシュート数です。
最終的なシュート数はスペイン20本、アルゼンチン2本。アルゼンチンが最初のシュートを打ったのは、すでにスペインが先制したあとの延長後半116分でした。【出典2】
アルゼンチンは守備で延長戦まで耐えましたが、90分間でシュートを1本も打てませんでした。
この試合で押さえたいこと
- スペインが延長戦の末に1-0で優勝
- 決勝点はフェラン・トーレスが106分に記録
- シュート数はスペイン20本、アルゼンチン2本
- アルゼンチンの初シュートは116分
- エンソ・フェルナンデスは警告2枚で退場
スペイン対アルゼンチン決勝の結果
FIFAワールドカップ2026決勝の結果は、次のとおりです。
決勝点:フェラン・トーレス
得点時間:延長後半106分
優勝:スペイン
準優勝:アルゼンチン
スペインのワールドカップ優勝は、2010年南アフリカ大会以来、2度目です。
前回王者アルゼンチンは、2022年大会からの連覇を目指しました。実現すれば、1958年と1962年大会を制したブラジル以来となる連覇でしたが、最後の一歩でスペインに阻まれました。
試合はスペインがボールを握る展開に
試合は序盤から、スペインがボールを保持する形で進みました。
スペインは中盤でパスをつなぎ、ラミネ・ヤマルやミケル・オヤルサバルを起点にアルゼンチン陣内へ入っていきます。
対するアルゼンチンは、自陣に守備のブロックを作り、リオネル・メッシを中心としたカウンターを狙いました。
ここで押さえたいのは、スペインがボールを持っていたからといって、簡単に得点できたわけではないことです。
アルゼンチンは攻撃機会をほとんど作れない一方、ゴール前では粘り強く対応しました。GKエミリアーノ・マルティネスもスペインのシュートを防ぎ、前半は0-0で終了します。【出典3】
アルゼンチンは失点を防いでいましたが、自分たちの攻撃をシュートまで完結できていませんでした。
アルゼンチンは90分間でシュート0本
今回の決勝で、最も大きな注目を集めた数字のひとつがシュート数です。
90分終了時点で、スペインは15本のシュートを放っていました。
一方、アルゼンチンのシュートは0本です。
守備でスペインを無得点に抑えていたため、スコアだけを見れば接戦でした。しかし、アルゼンチンは相手ゴールへシュートを打つところまで進めていませんでした。
90分終了時のシュート数はスペイン15本、アルゼンチン0本。スコアには表れない試合の差が、ここにはっきり出ています。
つまり、スペインは攻撃を続けながら、アルゼンチンの反撃も早い段階で止めていたことになります。
アルゼンチンの初シュートは116分
では、アルゼンチンが初めてシュートを打ったのはいつだったのでしょうか。
延長後半116分、リオネル・メッシが放った左足のミドルシュートです。【出典4】
ただし、この時点でアルゼンチンはすでに0-1でリードを許していました。
メッシのシュートはスペインのミケル・メリーノにブロックされ、枠内には飛びませんでした。
アルゼンチンの2本目は、試合終了間際にジョバンニ・シメオネが放ったシュートです。こちらもゴールの上へ外れました。
スペイン20本、アルゼンチン2本。差は18本でした。アルゼンチンの枠内シュートは0本です。
パレデス投入でもアルゼンチンは流れを変えられず
アルゼンチンは後半、ニコラス・ゴンサレスに代えてレアンドロ・パレデスを投入しました。
パレデスは中盤の低い位置でボールを受け、左右へパスを動かすことのできる選手です。
アルゼンチンとしては、中盤の人数と強度を高めながら、スペインに傾いた流れを落ち着かせたかったと考えられます。
しかし、パレデスがボールを受けても、その先にはスペインの守備が待っていました。
横や後方へボールを戻すことはできても、メッシや前線へ継続的にパスを届けられません。
メッシ自身もボールを受けるために低い位置まで下がりましたが、その分だけ相手ゴールから遠ざかりました。
エンソ・フェルナンデスが警告2枚で退場
試合が大きく動いたのは、後半アディショナルタイムでした。
エンソ・フェルナンデスがスペインのパウ・クバルシと接触。この試合2枚目となるイエローカードを受け、退場となりました。【出典3】
一発のレッドカードではなく、警告2枚による退場です。
この時点でスコアは0-0。アルゼンチンは、これから始まる延長戦を10人で戦うことになりました。
退場は大きな転機ですが、その前からスペインが試合の主導権を握っていました。
フェラン・トーレスが106分に決勝ゴール
均衡が破れたのは、延長後半が始まった直後の106分でした。
スペインは右サイドから攻撃し、ペドロ・ポロ、ニコ・ウィリアムズとボールをつなぎます。
最後にボールを受けたフェラン・トーレスが左足を振り抜き、シュートをゴールへ突き刺しました。【出典5】
決勝ゴールに関わった3人は、いずれも途中出場の選手でした。
- ペドロ・ポロ:右サイドから攻撃を開始
- ニコ・ウィリアムズ:ゴール前へボールをつなぐ
- フェラン・トーレス:左足で決勝点
ここが面白いところです。
スペインは先発選手だけで勝ったわけではありません。90分間で決め切れなくても、ベンチから入った選手が試合の速度と形を変えました。
長い大会の最後に、途中出場選手が世界一を決めています。
スペイン優勝を決めた3つのポイント
試合の主導権を手放さなかった
スペインは得点できない時間が続いても、無理に縦へ急ぎませんでした。
パスをつなぎながらアルゼンチンの守備を動かし、攻撃を何度もやり直しています。
90分間で得点できなくても、自分たちの戦い方を変えなかったことが、延長戦の決勝点につながりました。
アルゼンチンにシュートを打たせなかった
スペインの強さは、20本のシュートを打ったことだけではありません。
アルゼンチンの攻撃を中盤や最終ラインの手前で止め、115分以上にわたってシュートを許しませんでした。
攻撃の回数を増やしながら、相手の攻撃時間を削る。スペインはボール保持を守備にも使っていました。
途中出場選手が試合を変えた
決勝ゴールを挙げたフェラン・トーレス、ボールをつないだニコ・ウィリアムズ、右サイドから攻撃を始めたペドロ・ポロは、いずれも途中出場でした。
先発11人が苦しんでも、ベンチから同じ水準の選手を投入できる。この総合力が、スペインを2度目の世界一へ導きました。
アルゼンチンはなぜ連覇を逃したのか
アルゼンチンが敗れた大きな理由は、スペインのゴールへ近づく回数が少なかったことです。
守備ではエミリアーノ・マルティネスを中心に耐えました。
しかし、メッシへ良い形でボールを届けられず、スペインに守備の不安を与えることができませんでした。
攻撃が続かなければ、守備陣は休めません。
一度ボールを奪っても、すぐスペインへ渡せば、再び全員で守ることになります。
その繰り返しで体力を消耗し、さらにエンソ・フェルナンデスの退場によって数的不利になりました。
つまり、アルゼンチンの敗因は退場ひとつではありません。
- スペインに主導権を握られた
- 中盤から前へボールを運べなかった
- メッシを危険な位置で使えなかった
- 守備の時間が長くなった
- 退場によって延長戦の負担が増えた
この流れの最後に、フェラン・トーレスの決勝点が生まれました。
フェラン・トーレスとフェルナンド・トーレスは別人
名前が似ているため、混同しやすいのがフェラン・トーレスとフェルナンド・トーレスです。
2人は別の選手で、親子でもありません。
- フェラン・トーレス:2026年決勝の得点者
- フェルナンド・トーレス:2010年大会のスペイン優勝メンバー
2010年にはフェルナンド・トーレスが優勝メンバーとなり、2026年にはフェラン・トーレスが決勝点を記録しました。
名前の似た2人が、それぞれ異なる時代のスペイン優勝に関わったことになります。
よくある疑問
スペイン対アルゼンチン決勝の結果は?
スペインが延長戦の末に1-0で勝利しました。90分終了時点では0-0でした。
決勝ゴールを決めたのは誰?
スペイン代表のフェラン・トーレスです。延長後半106分に左足で決めました。
最終的なシュート数は?
スペイン20本、アルゼンチン2本です。シュート数の差は18本でした。
アルゼンチンの初シュートは何分?
延長後半116分です。メッシがペナルティーエリア外から左足で放ちました。
アルゼンチンで退場したのは誰?
エンソ・フェルナンデスです。後半アディショナルタイムに2枚目のイエローカードを受けました。
パレデスは決勝に出場した?
レアンドロ・パレデスは後半途中から出場しました。中盤の流れを変える役割が期待されましたが、アルゼンチンはシュートまで攻撃を運べませんでした。
メッシはシュートを打った?
延長後半116分にシュートを放ちました。アルゼンチンにとって、この試合最初のシュートでした。
スペインのワールドカップ優勝は何回目?
2010年大会に続く2回目です。
スペインは攻撃回数だけでなく、アルゼンチンに攻撃をさせない守備でも決勝を支配しました。
まとめ
FIFAワールドカップ2026決勝は、スペインがアルゼンチンを延長戦の末に1-0で破り、2度目の優勝を果たしました。
決勝点を挙げたのは、途中出場のフェラン・トーレスです。
一方、アルゼンチンは90分間でシュートを1本も打てませんでした。
初シュートは、すでに0-1となった延長後半116分。最終的なシュート数はスペイン20本、アルゼンチン2本で、枠内シュートは0本でした。
後半終了間際に起きたエンソ・フェルナンデスの退場は、大きな転機です。
ただ、それ以前からスペインは試合の主導権を握り、アルゼンチンの攻撃を抑えていました。
得点できない時間にも戦い方を変えず、最後は途中出場選手が答えを出した。スペインの2度目の世界制覇は、先発と控えを含めたチーム全体でつかんだ優勝でした。
情報ソース
- 【出典1】FIFA|スペイン1-0アルゼンチン ワールドカップ2026レポート&ハイライト
https://www.fifa.com/ja/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/articles/spain-argentina-final-report-highlights-ja - 【出典2】フットボールチャンネル|スペイン代表が16年ぶりのW杯優勝、アルゼンチンは120分間でシュート2本
https://www.footballchannel.jp/2026/07/20/post951120/ - 【出典3】テレ東スポーツ|スペインが延長後半の決勝弾でアルゼンチンを破り2度目の世界王者に
https://www.tv-tokyo.co.jp/sports/articles/2026/07/042264.html - 【出典4】スポーティングニュース日本版|スペインが16年ぶり2度目のW杯優勝
https://www.sportingnews.com/jp/soccer/news/2026-07-20-spain-argentina-live-score-result-highlight/1eb37f307fb5c40575c36f53 - 【出典5】FIFA|批判を乗り越えスペインの英雄となったフェラン・トーレス
https://www.fifa.com/ja/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/articles/ferran-torres-spain-hero-ja
注意書き:試合記録、警告・退場、得点時間、アシスト、試合後の処分、ハイライトや見逃し配信の公開状況は更新される場合があります。最新情報はFIFA公式サイトや各掲載元で確認してください。


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