夜、テレビをつけて、録りためた番組の一覧を眺める。
「今日はこれを観よう」——そんな何気ない行動が、当たり前だった時代。
その“当たり前”に、静かに区切りが打たれました。
ソニーは、ブルーレイディスクレコーダー(BDレコーダー)の生産・出荷を段階的に終了することを発表しました。
この記事では、
- ソニーBDレコーダー生産終了で何が起きたのか
- 今使っている機器はどうなるのか
- これから「録画」はどう変わるのか
を、生活者目線で整理します。
結論:ソニーBDレコーダーは「新規生産終了」。後継機は出ない
今回の発表で明確になったのは、ソニーがBDレコーダーの新規生産を終了し、後継モデルを出さないという点です。
これは「今すぐ使えなくなる」という話ではありません。
店頭在庫がなくなり次第、自然に販売が終わっていく形です。
ただし、次に買い替えるとき「ソニーを選べない」という意味では、録画派にとって小さくない転換点です。
なぜソニーはBDレコーダーをやめたのか?
理由はシンプルです。
録画・ディスク中心の視聴スタイルが、社会全体で縮小したからです。
① ディスク需要の減少
かつては「録って残す」が当たり前でした。
しかし今は、
- 見逃し配信
- 動画配信サービス
- クラウド視聴
が普及し、ディスクに保存する行為そのものが日常から遠ざかっています。
② 市場としての限界
BDレコーダーは、
- 部品点数が多い
- 長期サポートが必要
- 価格競争が激しい
という特徴があります。
メーカー視点では、今後大きく伸びる市場ではないという判断に至ったと考えられます。
今使っているソニーBDレコーダーはどうなる?
すぐ使えなくなる?
なりません。
録画・再生・ダビングといった基本機能は、これまで通り使えます。
修理やサポートは?
製造終了後も、一定期間は補修用部品が保有されます。
ただし、
- 型番ごとに修理対応期間は異なる
- 部品在庫がなくなれば終了
という点には注意が必要です。
「まだ大丈夫」ではなく、「一度確認しておく」ことが安心につながります。
今すぐ確認したい|ソニーBDレコーダー利用者のチェックリスト
□ 型番を把握している
本体前面・背面、設定画面で型番を確認。
□ 失いたくない録画番組を把握している
全部守ろうとせず、優先順位をつけることが大切です。
□ バックアップを取っている
内蔵HDDは、本体故障=データ消失のリスクがあります。
□ 設置環境を見直している
熱やホコリは、寿命を縮める原因になります。
これからの選択肢|録画派・配信派で正解は違う
BDレコーダーが向いている人
- 地上波・BS番組をよく録画する
- 配信にない番組を残したい
- 家族で録画を共有している
テレビ録画(外付けHDD)が向いている人
- 録画は補助的
- 操作はできるだけシンプルがいい
配信サービス中心が向いている人
- 保存にこだわらない
- 自分のペースで観たい
まとめ|終わったのは「ソニーで買い続ける未来」。残るのは、あなたの録画生活
- ソニーのBDレコーダーは新規生産が終わり、後継機が出ない
- ただし、今のレコーダーが突然使えなくなるわけではない
- 本当に怖いのは「故障」と「修理・部品の期限」なので、型番確認とバックアップが重要
- これからは「全部録る」より「残す価値があるものを選ぶ」時代になっていく
今回のニュースは、録画文化の終焉というより、“選び直しのタイミング”です。
録画を続けるのも、配信中心へ寄せるのも、どちらでもいい。
大切なのは、流されずに自分の暮らしに合う形を選ぶことです。
まずは一度、録画一覧を開いてみてください。
そこに並んでいるのは、あなたがこれまで積み重ねてきた時間そのものです。
情報ソース
-
ソニー公式:ブルーレイディスクレコーダー出荷終了のご案内
-
ソニー、ブルーレイディスクレコーダー全機種の出荷終了へ(ITmedia NEWS)
-
ソニー BDレコーダー撤退 背景と視聴スタイルの変化(沖縄タイムス)
※本記事は公開時点の情報をもとに作成しています。修理対応・サポート内容は型番や時期により異なる場合があります。最新情報はメーカー公式をご確認ください。

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