年末のある日、なんとなくYouTubeを開いたら、画面の上のほうに見慣れないカードが出てきた──。
「YouTubeハイライト」や「YouTube Recap 2025」。
同じタイミングで、X(旧Twitter)やInstagramでは、友だちがこんなスクショを次々と上げています。
「〇〇のファンの上位0.1%だった!」
「YouTubeにこんなに時間使ってたのか…笑」
ちょっとワクワクしながらアプリを開いてみると──
- そもそも自分の画面にはハイライトが出てこない
- 頑張って見つけたけど、なぜか全部英語でよく分からない
- 「上位0.1%」って書いてあるけど、それってどれくらいスゴいの?
- スマホでは見えるのに、PCだとどこを探しても見つからない
…こんなモヤモヤを抱えたまま、画面を閉じてしまう人もかなり多いはずです。
「今年の自分、どれくらいYouTubeに時間を預けていましたか?」
僕はこの質問を、この記事のスタート地点にしたいと思っています。
この1本では、2025年12月時点の情報をベースに、次の4つをできるだけかみ砕いて解説します。
- YouTubeハイライト2025とは何か?(2024との違い・いつ/どこで見れるのか)
- スマホ・PC・ブラウザ別の「具体的な見方・探し方」
- ハイライトが「出ない/ない/見れない」ときの原因とチェックリスト
- 英語表示を日本語に直す方法と、「ファンの上位0.1%」の意味・目安
ハイライトは、ただの「今年のまとめ」ではありません。
あなたがこの一年、どんな動画に笑って、どんな夜に救われたかが、そのまま刻まれた“時間の履歴書”です。
せっかくの一年の記録を、見逃したまま年を越さないように。
ここから一緒に、YouTubeハイライト2025をちゃんと受け取る準備をしていきましょう。
- YouTubeハイライト2025とは?2024との違いと「いつ・どこで」見れるか
- 【デバイス別】YouTubeハイライト2025の見方・どこで見れるか(スマホ・PC・ブラウザ)
- YouTubeハイライト2025が「出ない・見れない・ない」ときの原因とチェックリスト
- YouTubeハイライトが英語になる理由と、日本語に直す具体的な手順
- YouTubeハイライトの「ファンの上位0.1%・2%」表示の意味と、どれくらい見ればそうなるか
- ゲーム・音楽・動画ジャンル別のYouTubeハイライトの違いと、「プレイリストがない」問題
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:YouTubeハイライトは「今年の自分の使い方」を見せてくれる鏡
- 参考情報・情報ソース
YouTubeハイライト2025とは?2024との違いと「いつ・どこで」見れるか
YouTubeハイライト2025=YouTube版「Spotify Wrapped」
YouTubeハイライト2025(YouTube Recap 2025)は、一言でいうと「あなたの2025年のYouTube視聴を、カード形式で振り返る年末限定機能」です。
- 1年間の再生履歴をもとに、最大12枚ほどのカードが表示される
- よく見たチャンネルやジャンル、視聴スタイル(夜型・ながら見・学び系など)が可視化される
- 場合によっては「〇〇のファンの上位0.1%」といった“ガチ勢バッジ”も出る
- 音楽をよく聴いている人は、トップアーティストやトップ曲も一緒に振り返れる
Spotifyの「Wrapped」や、Instagramの「Playback」と似た、「あなたの一年を、サービス側がまとめて見せてくれる仕組み」だとイメージすると分かりやすいです。
2024版との違い:より“性格診断”寄りのカードに進化
2024年にもゲームや音楽を中心としたハイライトが提供されていましたが、2025年版は以下のようなアップデートが入っています。
- カードの種類が拡充され、「視聴習慣から見たパーソナリティタイプ(冒険家・学び屋・クリエイティブ寄りなど)」が表示される
- ゲームや音楽だけでなく、より広いジャンルの動画視聴を踏まえたまとめになっている
- YouTube Music側のハイライト(Recap)は引き続き別枠として提供され、両方を見比べられる
ざっくりいうと、2025年版は「ゲーム/音楽のハイライト」から一歩進んで、「YouTubeでの一年の過ごし方そのもの」を見せてくれる設計になった、というイメージです。
いつから・いつまで見れる?提供期間の目安
2025年は、12月上旬に北米から順次ロールアウトが始まり、その週のうちに全世界へ展開されています。日本のユーザーも、12月前半〜中盤にかけて順次ハイライトが表示される流れです。
また、他サービスの年次まとめと同様、年明けしばらくまでは閲覧可能なケースが多いです(厳密な終了日は明示されないことも多いため、「年明け早めに見ておく」のがおすすめです)。
ざっくり「どこから見れる?」の結論だけ先に
細かい手順は後でデバイス別に解説しますが、ざっくりまとめるとこうなります。
- スマホアプリ: YouTubeアプリ下部の「マイページ(You)」タブ → 画面上部に出るカードをタップ
- PCブラウザ: YouTubeトップページの年末用バナー or
youtube.com/recapからアクセス - YouTube Music: Musicアプリのホーム or ライブラリに「あなたのハイライト」カード/プレイリストが出る
ここからは、それぞれのデバイスごとに、「どこをどう探せばいいか」を具体的に見ていきます。
【デバイス別】YouTubeハイライト2025の見方・どこで見れるか(スマホ・PC・ブラウザ)
スマホアプリ(iPhone/Android)でのYouTubeハイライト2025の見方
まずは、いちばん利用者が多いスマホ版から。
前提として絶対にやっておきたいのが、「YouTubeアプリのアップデート」です。
古いバージョンのままだと、ハイライトのカード自体が表示されないケースがあります。
- App Store / Google Play で「YouTube」を検索し、最新バージョンにアップデートする
- YouTubeアプリを開く
- 画面下部のタブから「マイページ」または「You」をタップ
- マイページの一番上〜中段あたりに、「YouTubeハイライト」「YouTube Recap 2025」などのカードがあればタップ
もしここでカードが見つからない場合は、下にスクロールしたり、アプリを一度終了して開き直したりしてみてください。
「PCでは見つからないのに、スマホでは出てきた」という人も多いので、
まずはスマホアプリ側から探すのがおすすめです。
PC・ブラウザでのYouTubeハイライト2025の見方
続いて、PCブラウザ(Chrome / Edge / Safari など)からハイライトを見る方法です。
- ブラウザで
https://www.youtube.com/にアクセス - 右上のプロフィールアイコンから、ハイライトを見たいGoogleアカウントでログインしているか確認
- トップページの上部や、「あなたへのおすすめ」付近にハイライト用のカード/バナーが表示されていないか探す
- 見つからない場合は、アドレスバーに
https://www.youtube.com/recapと入力して直接アクセスする
ブラウザ版ならではの注意点もいくつかあります。
- 広告ブロッカーや拡張機能が、カード表示を邪魔していることがある
- 複数アカウントを使い分けている場合、「仕事用アカウントでログインしていた」などのミスが起きやすい
- ブラウザのキャッシュが古いと、新しいUIが読み込まれないことがある
別のブラウザ(ChromeでダメならEdgeで試すなど)で開いてみると、
「アカウントの問題か」「ブラウザの問題か」を切り分けやすくなります。
YouTube Music・YouTube Gamingのハイライトの見方(音楽・ゲーム)
YouTubeハイライト2025と並行して、YouTube Music側にも「ハイライト/Recap」機能があります。
こちらは主に音楽視聴のまとめで、
- 今年よく聴いたアーティスト
- トップ楽曲
- トップジャンル・ポッドキャスト
などがカードやプレイリストとして表示されます。
見方の一例はこんな感じです。
- YouTube Musicアプリのホームに出る「あなたのハイライト」「Recap」カードをタップ
- 「ライブラリ」から、ハイライト系のプレイリストを探す
ゲームに特化した「ゲームハイライト」も、
ゲーム配信や実況をたくさん見ている人には表示されるケースがあります。
「今年、自分は動画よりもゲーム配信ばかり見ていた」という人は、
ゲーム系のカードが前面に出てくるはずなので、そこもあわせてチェックしてみてください。
YouTubeハイライト2025が「出ない・見れない・ない」ときの原因とチェックリスト
ここからは、いちばん相談が多い「そもそもハイライトが出てこない」問題を解決していきます。
ハイライトが出ない画面を見つめている時間こそ、本当はいちばんもったいない。
1つずつチェックしていけば、「今年は出ないのか」「まだチャンスがあるのか」がかなりハッキリしてきます。
1. まずは「ロールアウト中」かどうかを疑う
年末の新機能は、世界中のユーザーに一斉配信されるわけではありません。
地域やアカウントごとに、少しずつ解放されていきます。
- 発表から数日〜1週間くらい、表示タイミングにバラつきが出る
- SNS上でも「友だちには来てるのに、自分のアカウントにはまだ」という声が毎年出る
なので、発表直後〜数日の間は「まだ順番が回ってきていないだけ」という可能性も高いです。
2. 再生履歴が少ない・履歴オフになっている
YouTubeハイライトは、過去1年の再生履歴データが材料です。
- 再生履歴を「3ヶ月で自動削除」にしている
- シークレットモードや「履歴の一時停止」でばかり見ている
- そもそも今年はYouTubeをほとんど見ていない
こうした場合、ハイライトを作るだけのデータが足りず、対象外になる可能性があります。
再生履歴の状態は、
- スマホアプリ:プロフィール → 「設定」→「履歴とプライバシー」
- PCブラウザ:左メニュー「履歴」 → 右側の「履歴を管理」
あたりから確認できます。
もしすでに過去の履歴が自動削除されている場合、
「今年分のハイライトはもう作れない=2025年分は出てこない」というケースもあります。
ここは残念ながら、設定を変えても過去の履歴は戻せません。
その場合は、「2026年のハイライトをちゃんと受け取るための準備ができた」と前向きに捉えるしかありません。
3. 子ども用アカウント・ファミリーリンク管理アカウントの制限
YouTube Kidsや、保護者に管理されたアカウント(ファミリーリンクなど)では、
- 年次ハイライトや一部のパーソナライズ機能が最初からオフ
- 「おすすめ」や広告表示なども大人向けとは別ルール
といった制限がかかっています。
この場合は、いくら待ってもハイライトが表示されない可能性が高いです。
対処としては、
- 保護者に設定内容を確認してもらう
- ハイライトを見たいなら、制限のない大人向けアカウントを使う
といった現実的なラインになります。
4. ブランドアカウント・仕事用アカウントで出ないケース
企業チャンネルやブランド用アカウント、Google Workspace(旧G Suite)の管理アカウントでは、
- パーソナル向けの「遊び要素」が制限されている
- 契約・ポリシーの関係で新機能が入ってこない
といったことも珍しくありません。
もし仕事用アカウントでログインしているなら、
- 個人用のGmailアカウントに切り替えてみる
- スマホのYouTubeアプリで、どのアカウントに紐づいているかを確認する
といった確認をしてみてください。
5. アプリ・ブラウザの不具合(アップデート/キャッシュ)
最後は、技術的なトラブルです。
- アプリが古いままで、ハイライトカードが実装されていない
- ブラウザのキャッシュが残っていて、新しいUIに切り替わらない
- 広告ブロッカーや拡張機能が、カード表示の部分を巻き込んでしまっている
このあたりは、
- アプリをアップデートする
- 端末やブラウザを再起動する
- 別ブラウザ・別端末で試す
といった「お決まりのリセット」を一通り試してみる価値があります。
それでも出てこない場合は、「今年は条件を満たしていない」か「まだロールアウト前」のどちらかである可能性が高い、と判断してOKです。
YouTubeハイライトが英語になる理由と、日本語に直す具体的な手順
つづいて、意外とストレスが大きいのが「ハイライトの表示が英語になっている」問題です。
英語だらけのハイライトが、日本語になった瞬間から「数字の意味」が物語に変わります。
ここでは「なぜ英語になるのか」と「どう直すか」をセットで整理します。
英語になる主な理由は「言語設定」と「地域設定」
YouTubeハイライトの表示言語は、基本的に次の設定に引きずられます。
- スマホ本体の表示言語
- YouTubeアプリの「言語」設定
- PC版YouTubeの「言語」「場所(地域)」設定
たとえば、
- スマホの言語を「英語(US)」にしている
- PC版YouTubeの「言語」が英語、「場所」が米国になっている
といった状態だと、ハイライトのカード文言も英語で出てくるのが自然な挙動です。
スマホアプリで日本語表示に戻す手順(iPhone/Android)
まずはスマホ側から直していきましょう。
iPhoneの例:
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「言語と地域」→「iPhoneの使用言語」が日本語になっているか確認
- 必要に応じて日本語に変更して再起動
- 次にYouTubeアプリを開き、右上のプロフィールアイコン →「設定」→「全般」または「言語」から日本語を選択
Androidの例:
- 端末の「設定」→「システム」→「言語と入力」→「言語」を開き、日本語が優先になっているか確認
- YouTubeアプリ内でプロフィールアイコン →「設定」→ 言語 が選べる場合は日本語を指定
これで、多くのケースではハイライトのカード説明も日本語に切り替わります。
PCブラウザで日本語表示に戻す手順
PCブラウザ側では、YouTube画面の一番下(フッター)にある設定がポイントです。
- YouTubeを開き、一番下までスクロール
- フッターの「言語」をクリックし、一覧から「日本語」を選択
- 同じくフッターの「場所(地域)」を「日本」に設定
これで、PC上でもハイライトカードやメニューの日本語表示が反映されます。
それでも英語が混ざるケースと、割り切りポイント
ここまで設定を整えても、以下の部分は英語のまま残ることがあります。
- 動画タイトルや説明文
- チャンネル名
- 一部の固定フレーズ(キャンペーン名など)
これは、元のコンテンツ自体が英語で作られているためです。
YouTubeハイライトは「UIの翻訳」はしてくれますが、個別の動画タイトルまですべて機械翻訳してくれる機能ではありません。
設定を3つ整えるだけで、YouTubeはあなたの一年をちゃんと日本語で語りはじめます。
細かい英語が多少残っていても、「ざっくり意味が分かる状態」になればOK、くらいの気持ちで受け取ってみてください。
YouTubeハイライトの「ファンの上位0.1%・2%」表示の意味と、どれくらい見ればそうなるか
ハイライトのスクショで一番バズりやすいのが、「ファンの上位0.1%」「上位2%」といった表記です。
ここでは、
- この数字が何と何を比べたものなのか
- どれくらい見れば「上位0.1%」になりそうなのか
を、できるだけイメージしやすい形で整理しておきます。
「上位◯%」は、他の視聴者との“視聴時間ランキング”のようなもの
公式からアルゴリズムの詳細は公開されていませんが、関連情報や類似機能の説明から考えると、
「上位◯%」はざっくり次のような意味だと見てよさそうです。
- 対象:あるチャンネル(or アーティスト)を見たり聴いたりしている人たち
- 指標:その1年での視聴時間・視聴回数・視聴した日数など
- 順位:それらを総合したときに、全視聴者の中で自分が上から何%くらいにいるか
イメージをつかみやすくするために、仮に「そのチャンネルの視聴者が10万人いる」としてみましょう。
- 上位0.1% → トップ100人(10万人 × 0.1% = 100人)
- 上位0.2% → トップ200人
- 上位0.4% → トップ400人
- 上位2% → トップ2,000人
つまり「上位0.1%」は、そのチャンネルを見ている人の中でも本当にごく一部の“ガチ勢”だと考えられます。
どれくらい見れば「上位0.1%」になれる?ざっくり目安
正確な時間や回数は誰にも分かりません。ただ、トップリスナーバッジなどの情報から考えると、
- 週に数回、短時間だけ見る程度 → 多くの人と同じ「真ん中」ゾーン
- ほぼ毎日、そのチャンネルの配信や動画を欠かさず見る → 上位数%に入りやすい
- 長時間のアーカイブやメン限配信も追いかける → 上位0.数%が見えてくる
という“体感的なライン”はありそうです。
『ファンの上位0.1%』──それは、あなたが“本気でハマった時間”にだけ贈られる勲章です。
逆に言うと、上位2%や上位5%であっても、
そのチャンネルにかなりの時間と感情を預けてきたことに変わりはありません。
数字に振り回されすぎないために
「0.1%じゃなかった…」と落ち込む必要は、まったくありません。
- 上位◯%は、「どれだけそのチャンネルに時間を預けてきたか」の指標
- 数字が示しているのは、他人との比較ではなく“あなたの一年の偏愛”
『上位2%』の数字の裏には、夜更かしした日と、救われた夜がちゃんと眠っています。
数字を自慢するのもいいし、
「今年もだいぶお世話になったな」と、静かに噛みしめるのもいい。
ハイライトの数字は、あなたがどう過ごしてきたかを教えてくれる“目印”くらいに受け取ってみてください。
ゲーム・音楽・動画ジャンル別のYouTubeハイライトの違いと、「プレイリストがない」問題
ここからは少しマニアックな話として、
- ゲームハイライト・音楽ハイライト・動画ハイライトの違い
- 「ハイライトのプレイリストがない」ときに考えられる理由
を整理しておきます。
ゲーム・音楽・動画、それぞれのハイライトが示してくれるもの
- ゲームハイライト: どのゲームタイトル・どの配信者の配信をよく見ていたかが分かる
- 音楽ハイライト(YouTube Music): トップアーティスト、トップ曲、好きなジャンル、総再生時間など
- 動画ハイライト(YouTube本体): 学び系・エンタメ・ニュース・趣味など、ジャンル横断での視聴傾向
ゲーム配信ばかり見ている人はゲームカードが前面に出やすく、
音楽ばかり聴いている人はYouTube Music側のハイライトが主役になる、という違いがあります。
「ハイライトのプレイリストがない」3つの原因
「今年のハイライトは出たのに、プレイリストが見当たらない」という声もありました。
その場合、主な原因は次の3つが考えられます。
- 再生時間が一定量に達していない
→ YouTube Musicの年末ハイライトでは、「1月1日〜11月10日までに音楽を10時間以上聴く」「繰り返し再生した曲が5曲以上」などの条件が公式に案内されています。動画ハイライト側も、これに近い最低ラインを持っている可能性が高いです。 - 視聴ジャンルが分散しすぎている
→ 特定のジャンルやクリエイターへの偏りが弱いと、「プレイリストとして切り出す基準」が見つかりにくく、カードだけでの振り返りになる場合があります。 - 国・アカウントごとに、プレイリスト機能のロールアウトが追いついていない
→ カード表示は来ているのに、プレイリスト連携だけあとから来る、という“機能差”が生じることもあります。
今年プレイリストが作られなかったとしても、
来年以降、YouTube側の仕様変更で改善される余地は十分あるので、あまり悲観しすぎなくて大丈夫です。
2026年以降に向けて、ハイライトを“育てる”見方の提案
来年のハイライトをもっと面白くしたいなら、こんな視聴スタイルを少し意識してみると良いかもしれません。
- 「本当に好きなチャンネル」は、ながら見でもいいのでコンスタントに時間を取る
- 今年の「推しチャンネル」や「推しアーティスト」を1〜2組決めて、意識的に追いかけてみる
- 学び系・趣味系の動画も、シリーズでまとめて見ると、翌年ハイライトで可視化されやすい
ハイライトのために動画を見るのではなく、「来年の自分への手紙」を書くつもりで視聴履歴を残す。
そんな感覚でYouTubeを開くと、1本1本の動画の味わいも少し変わってきます。
よくある質問(FAQ)
Q. YouTubeハイライト2025は「いつから」「いつまで」見れますか?
A. 2025年は12月上旬から北米で提供が始まり、その週のうちに全世界へ順次展開されています。
日本でも12月前半〜中盤にかけて見られるケースが多いです。
終了時期は明示されないことが多いですが、少なくとも年明けしばらくは閲覧できると考えてOKです。
Q. スマホでは見れるのに、PCではYouTubeハイライトが出ません。
A. PC側では、
- 別アカウントでログインしている
- ブラウザのキャッシュ問題
- 広告ブロッカーや拡張機能の干渉
などが原因で表示されないケースがあります。
まずは https://www.youtube.com/recap に直接アクセスし、それでもダメなら別ブラウザで試してみてください。
Q. YouTube Musicのハイライトが出ないのはなぜですか?
A. YouTube Music側の年末ハイライトには、
- 1月〜11月の間に10時間以上音楽を聴いていること
- 繰り返し聴いた楽曲が5曲以上あること
といった条件があります。
音楽の再生時間が足りない場合、ハイライトが表示されないことがあります。
Q. 言語設定を日本語にしても、カードの一部が英語のままです。
A. 動画タイトル・チャンネル名・キャンペーン名など、「元のデータが英語」の部分はそのまま表示されます。
UIまわり(ボタンや説明テキスト)が日本語になっていれば、仕様としては正常です。
Q. 再生履歴を消したあとでも、ハイライトは残りますか?
A. ハイライトがいつ生成されるかにもよりますが、生成に使われた履歴が削除されると、来年以降のハイライトには影響が出ます。
「今年分のハイライト」は一度作られたあともしばらく見られる可能性がありますが、
来年以降も楽しみたいなら、自動削除や履歴オフにしすぎない設定にしておくのがおすすめです。
Q. 上位0.1%じゃないと、ファンとは言えないのでしょうか?
A. そんなことはまったくありません。
上位◯%の数字は、「どれだけ時間を預けてきたか」の目安であって、応援の熱量をジャッジするものではないと僕は思っています。
0.1%でも、2%でも、10%でも、
そのチャンネルやアーティストに支えられた時間がそこにあることに変わりはありません。
まとめ:YouTubeハイライトは「今年の自分の使い方」を見せてくれる鏡
最後に、この記事で整理してきたポイントをもう一度まとめておきます。
- YouTubeハイライト2025は、1年間の視聴履歴をカード形式で振り返る年末限定機能
- スマホは「マイページ(You)」タブ、PCはトップページ or
/recapからアクセスできる - ハイライトが「出ない/ない」時は、ロールアウト・履歴量・アカウント種別・アプリ更新・ブラウザ環境をチェック
- 英語表示は、言語・地域設定を日本語/日本に戻すことでかなり解消できる
- 「ファンの上位0.1%」は、そのチャンネルに本気で時間を預けてきた人へのバッジのようなもの
- 数字に振り回されるのではなく、「今年、自分は何にハマっていたか」を知るきっかけとして使うのがおすすめ
ハイライトを開くかどうかで、今年はただの一年にも、“物語のある一年”にも変わります。
2025年の自分が、どんな動画に笑って、どんな夜に救われたのか。
その足跡を、YouTubeハイライトからゆっくり受け取ってみてください。
参考情報・情報ソース
本記事の内容は、2025年12月時点で公開されている以下の一次情報・公式ヘルプ・専門メディア記事などをもとに、生活者目線で再構成しています。
- YouTube公式ブログ(日本語):
多くの声にお応えし、「YouTube ハイライト」が登場 - YouTube公式ブログ(英語):
Made for you, by you: Introducing YouTube Recap 2025 - CNET Japan:
YouTube、2025年の視聴習慣を振り返る新機能「ハイライト」を追加 - AV Watch(Impress):
YouTube、視聴履歴から1年間を振り返るハイライト機能 - ITmedia NEWS:
再生履歴で1年を振り返る「YouTubeハイライト」実装 性格診断も - Google サポート:
YouTube Music ハイライトを表示する - その他、ゲームハイライトや「上位◯%」表示を解説した国内ブログ・Q&Aサイトの情報も参照しつつ、推測と事実を分けて記述しています。
なお、YouTubeの機能仕様・名称・提供期間は今後変更される可能性があります。
最新の情報は、必ずYouTube公式のお知らせやヘルプセンターもあわせてご確認ください。
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