風の谷のナウシカの曲は何?『ランランララ』と安田成美の歌が流れない理由

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『風の谷のナウシカ』を見たあと、なぜか頭の中に残り続ける音があります。

「ラン、ランララ……」と聞こえる、あの少女の声です。

一方で「風の谷のナウシカ」というタイトルそのものの歌もあり、安田成美さんが歌っています。

ここで混同しやすいのが、この2曲は同じ曲ではないということです。

映画本編の音楽を担当したのは久石譲さんです。スタジオジブリ公式でも、『風の谷のナウシカ』の音楽担当として久石譲さんが案内されています。【出典1】

そして安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、松本隆さん作詞、細野晴臣さん作曲のイメージソングとして確認できます。【出典2】

POINT
最初に分けると簡単です
安田成美さんの「風の谷のナウシカ」と、映画で聞こえる「ラン、ランララ……」は別の曲です。映画音楽の中心を担当したのは久石譲さんです。

このページでわかること

  • 「ラン、ランララ……」は何の曲なのか
  • 歌っている女の子は誰なのか
  • 安田成美さんの「風の谷のナウシカ」との違い
  • なぜ安田成美さんの歌が映画本編で流れないのか
  • 久石譲さんのサウンドトラックには何が入っているのか
  • オープニングやエンディングの曲名
  • 2024年版「風の谷のナウシカ」とは何か

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風の谷のナウシカの曲は誰が作った?

まず映画本編の音楽担当は、久石譲さんです。

スタジオジブリ公式作品ページでも、「音楽 久石譲」と明記されています。【出典1】

今では宮﨑駿監督作品と久石譲さんの組み合わせは非常に有名ですが、『風の谷のナウシカ』はその初期を代表する作品です。

映画を見ていると、壮大な曲だけでなく、シンセサイザーを使った不思議な音、静かなピアノ、少女の声など、場面ごとにかなり違う音が聞こえてきます。

だから「ナウシカの曲」と言っても、実は一曲だけではありません。

「ランランララ」は何の曲?

多くの人が「ナウシカのあの曲」として思い浮かべるのが、少女の声による「ラン、ランララ……」のメロディーです。

代表的に知られている曲名は「ナウシカ・レクイエム」です。

徳間ジャパンの公式サウンドトラックには「ナウシカ・レクイエム」が収録されています。さらに「王蟲との交流」という曲も収録されています。【出典3】

そのため「あの少女の声の曲は何?」と探す場合、映画の場面によって「王蟲との交流」と「ナウシカ・レクイエム」が出てくることがあります。

覚え方はこれで十分です
「ラン、ランララ……」で知られる少女の声は、久石譲さんが手がけた映画音楽の一部です。安田成美さんが歌う同名曲とは別です。

「ランランララ」を歌っている女の子は誰?

あの声を歌ったのは、歌手の麻衣さんです。

日本コロムビアの公式プロフィールでは、麻衣さんは4歳のとき、父・久石譲さんが音楽を手がけた映画『風の谷のナウシカ』の劇中歌「ナウシカ・レクイエム」を歌ったと紹介されています。【出典4】

つまり、あの印象的な声は大人の歌手が子どもの声を演じたものではありません。

当時4歳だった久石譲さんの娘・麻衣さんの声だったわけです。

あの幼い声には理由がありました。
「子どもっぽく聞こえる」のではなく、本当に4歳の子どもが歌った声です。映画の神秘的な場面と結びついて、強く記憶に残ります。
MEMO

安田成美の「風の谷のナウシカ」は何の曲?

もう一つ有名なのが、安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」です。

歌ネットでは、この曲を『風の谷のナウシカ』のイメージソングとして掲載しています。

作詞は松本隆さん、作曲は細野晴臣さんです。【出典2】

ここで重要なのが「イメージソング」という言葉です。

タイトルが映画と同じなので「映画の主題歌」と思いやすいのですが、映画本編のスタッフ表記では音楽担当として久石譲さんが掲載され、安田成美さんの曲は主題歌として記載されていません。【出典1】

ここが一番混同されやすいところです
安田成美「風の谷のナウシカ」=イメージソング
映画本編の音楽=久石譲

同じ作品名が付いているため、同じものと思いやすいですが役割が違います。

なぜ安田成美の歌は映画で流れないの?

映画を見ながら「いつ安田成美さんの歌が流れるんだろう」と待っていたのに、最後まで聞こえなかった――という人もいるかもしれません。

理由を考える前に、まず確認できる事実があります。

安田成美さんの同名曲はイメージソングであり、映画本編で使われる主題歌として公式スタッフ欄に記載されている曲ではありません。【出典2】 【出典1】

つまり「主題歌なのにカットされた」と単純に考えるより、映画のイメージを広げるために制作された別の楽曲と理解したほうがわかりやすいです。

制作当時の採用判断については複数のエピソードが紹介されていますが、関係者の意図まで一次資料なしに決めつけるのは避けたいところです。

確認できる事実としては、映画本編の音楽は久石譲さん、安田成美さんの曲はイメージソングです。

ナウシカのサウンドトラックには何が入っている?

映画の音楽をそのまま楽しみたい場合は、久石譲さんの『「風の谷のナウシカ」サウンドトラック~はるかな地へ…~』が基本になります。

徳間ジャパン公式では、イメージアルバム「鳥の人」を基本コンセプトに、新たにレコーディングした映画用BGMを収録したサウンドトラックと説明されています。【出典3】

主な収録曲には、次のタイトルがあります。

  • 「風の谷のナウシカ」~オープニング~
  • 王蟲の暴走
  • 風の谷
  • 虫愛ずる姫
  • クシャナの侵略
  • 戦闘
  • 王蟲との交流
  • 腐海にて
  • ペジテの全滅
  • メーヴェとコルベットの戦い
  • 蘇る巨神兵
  • ナウシカ・レクイエム
  • 「鳥の人」~エンディング~

曲名を並べてみると、ほぼ映画の物語を音楽だけでもう一度追える構成になっていることがわかります。【出典3】

オープニングの曲名は?

映画冒頭で流れる曲は、サウンドトラックでは「『風の谷のナウシカ』~オープニング~」として収録されています。【出典3】

映画が始まってすぐ、滅びた文明や腐海の広がる世界へ観客を連れていく音です。

安田成美さんの歌ではなく、久石譲さんによる映画音楽です。

エンディングの曲は何?

サウンドトラックの最後に収録されているのが、「『鳥の人』~エンディング~」です。【出典3】

つまり、映画の最後にも安田成美さんの「風の谷のナウシカ」が流れるわけではありません。

ここを知ると、「タイトルと同じ歌なのに、どうしてエンドロールで流れないの?」という疑問も解消しやすくなります。

イメージアルバム「鳥の人」とは?

さらに『ナウシカ』の音楽には、サウンドトラックより前段階のイメージアルバム「鳥の人…」があります。

徳間ジャパンのスタジオジブリレコーズ公式では、映画制作にあたり、原作漫画のイメージをもとに作られたナウシカ映画音楽の原点と言える作品集と説明されています。【出典5】

そしてサウンドトラックは、この「鳥の人」を基本コンセプトに映画用BGMとして新たにレコーディングされました。【出典3】

CHECK
イメージアルバムとサントラも別です
イメージアルバム「鳥の人…」は映画音楽を作る前段階の作品集。サウンドトラックは、そのコンセプトをもとに映画用BGMとして録音されたものです。

安田成美「風の谷のナウシカ」に2024年版がある

安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、1984年だけで終わっていません。

映画公開40周年となった2024年には、「風の谷のナウシカ(2024 ver.)」が発表されました。

カクバリズム公式では、細野晴臣さんのプロデュースのもとリメイクされ、2024年1月に配信されたことが案内されています。さらに同年7月31日には7インチレコードも発売されました。【出典6】

2024年版では、安田成美さんがボーカル、細野晴臣さんがサウンドデザイン&キーボードを担当。原田郁子さんや角銅真実さんも参加しています。【出典7】

40年前の曲をそのまま復刻しただけではなく、新しいアレンジで作られたバージョンです。

ナウシカの歌詞を全文知りたい場合は?

安田成美さんの「風の谷のナウシカ」の歌詞は、歌詞掲載の許諾を受けたサービスで確認できます。

歌ネットでは、作詞・松本隆さん、作曲・細野晴臣さんという情報とともに歌詞が掲載されています。【出典2】

歌詞には著作権があるため、ブログなどへ全文を転載するのではなく、正規の歌詞サービスで確認するのが安心です。

結局「ナウシカの曲」はどれを指す?

ここまで来ると、かなり見えやすくなります。

3つに分ければ迷いません
映画の音楽全体 → 久石譲
「ラン、ランララ……」 → 「ナウシカ・レクイエム」などで聞ける麻衣さんの少女声
安田成美「風の谷のナウシカ」 → 松本隆作詞・細野晴臣作曲のイメージソング

タイトルが同じだったり、映画の場面と強く結びついていたりするため、全部を「ナウシカの主題歌」と呼びたくなります。

でも、役割はそれぞれ違います。

この違いがわかると、『風の谷のナウシカ』の音楽をかなり楽しみやすくなります。

よくある疑問

「ランランララ」は何という曲?

代表的に知られているのは「ナウシカ・レクイエム」です。サウンドトラックには「王蟲との交流」と「ナウシカ・レクイエム」の両方が収録されています。【出典3】

「ランランララ」を歌っているのは誰?

久石譲さんの娘で歌手の麻衣さんです。日本コロムビア公式プロフィールでは、4歳のときに「ナウシカ・レクイエム」を歌ったと案内されています。【出典4】

安田成美の「風の谷のナウシカ」は主題歌?

歌ネットでは「イメージソング」と表記されています。作詞は松本隆さん、作曲は細野晴臣さんです。【出典2】

なぜ安田成美の歌は映画で流れない?

同曲はイメージソングとして確認されており、映画公式のスタッフ欄で主題歌として掲載されている曲ではありません。映画音楽は久石譲さんが担当しています。【出典1】 【出典2】

ナウシカのエンディング曲は?

公式サウンドトラックでは「『鳥の人』~エンディング~」が収録されています。【出典3】

安田成美の2024年版はある?

あります。細野晴臣さんのプロデュースによる「風の谷のナウシカ(2024 ver.)」が2024年に発表され、7インチレコードも同年7月31日に発売されました。【出典6】

まとめ

『風の谷のナウシカ』の音楽は、「主題歌はこれ」と一曲だけ覚えようとすると、かえって混乱します。

まず、映画本編の音楽を担当したのは久石譲さんです。【出典1】

そして「ラン、ランララ……」で知られる「ナウシカ・レクイエム」を歌ったのは、当時4歳だった久石譲さんの娘・麻衣さんです。【出典4】

一方、安田成美さんの「風の谷のナウシカ」は、松本隆さん作詞、細野晴臣さん作曲のイメージソングです。【出典2】

つまり、

「ランランララ」と安田成美さんの歌は別物。

ここさえ押さえれば、かなりスッキリします。

そしてサウンドトラックまで聞いてみると、王蟲の暴走、腐海、クシャナ、巨神兵、ナウシカと王蟲の交流まで、映画の世界が「音」だけでもう一度立ち上がってきます。

情報ソース

映画本編の音楽担当はスタジオジブリ公式、サウンドトラックとイメージアルバムは徳間ジャパンコミュニケーションズ、安田成美さんの楽曲区分・作詞・作曲は歌ネット、麻衣さんの「ナウシカ・レクイエム」歌唱歴は日本コロムビア、2024年版はカクバリズムの公式情報を中心に確認しています。

注意書き:CD、レコード、配信サービスでの取り扱い、価格、在庫は変更される可能性があります。最新情報はレコード会社や各公式販売・配信サービスで確認してください。歌詞には著作権があるため、全文を確認したい場合は正規の歌詞掲載サービスをご利用ください。

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