YouTubeを見ている途中で、LINEを返したい。地図を開きたい。気になった言葉をその場で検索したい。
そんな場面で便利なのが、動画を小さな画面で表示したまま別のアプリを使える「ピクチャーインピクチャー」です。スマホの画面のすみにYouTube動画を残して、ほかの操作を続けられる機能ですね。
2026年5月4日時点では、このピクチャーインピクチャー機能が、無料ユーザーにも広がる動きが出ています。日本語メディアでは、YouTubeがiOS・Android向けに、米国外の無料ユーザーへPiP機能を順次展開すると報じられています。【出典1】
ただし、「無料ユーザーなら、どの動画でも完全に使える」という話ではありません。音楽コンテンツには制限があり、端末やアプリの設定によっては、まだ表示されないこともあります。
YouTubeのピクチャーインピクチャーは無料ユーザーにも広がっています。ただし、音楽コンテンツや一部の動画、端末設定によっては使えない場合があります。
YouTubeのピクチャーインピクチャーとは
YouTubeのピクチャーインピクチャーは、動画を小さなウィンドウで表示しながら、ほかのアプリを使える機能です。
たとえば、レビュー動画を見ながら商品名を検索する。料理動画を流しながらメモアプリで材料を見る。ライブ配信を見ながらSNSを確認する。こうした使い方がしやすくなります。
似た言葉に「バックグラウンド再生」がありますが、これは少し違います。
ピクチャーインピクチャーは、画面上に小さな動画プレーヤーが残ります。一方、バックグラウンド再生は、スマホの画面を消したり別アプリを開いたりしても、音声が流れ続ける機能です。
動画を“見ながら”別作業をするのがPiP。音声を“聞きながら”別作業をするのがバックグラウンド再生です。
YouTubeのピクチャーインピクチャーは無料で使える?
2026年5月4日時点では、YouTubeのピクチャーインピクチャーは無料ユーザーにも広がりつつあります。
日本語メディアでは、YouTubeが2026年4月30日に、iOSおよびAndroid版YouTubeアプリの無料ユーザー向けに、一部のPiP機能を開放したと伝えられています。対象は米国以外の地域で、音楽を除く長尺コンテンツが中心です。【出典1】
無料ユーザー向けPiPの見え方
- 無料ユーザーにもPiPが広がっている
- 対象は主にiPhone・iPad・AndroidのYouTubeアプリ
- 音楽コンテンツは引き続き制限がある
- 順次展開のため、全員が同じタイミングで使えるとは限らない
発表後すぐに全員のアプリで同じように使えるとは限りません。アプリの更新状況、アカウントごとの反映、端末設定によって、使える人とまだ使えない人が出る可能性があります。
無料で使える動画と使えない動画の違い
無料ユーザーでもPiPを使える範囲は広がっていますが、音楽コンテンツは別扱いです。
日本語メディアでも、今回の無料開放は音楽コンテンツを除く長尺動画が中心と伝えられています。公式ミュージックビデオや音楽中心の動画では、無料ユーザーだとPiPにならない場合があります。【出典2】
たとえば、ニュース、解説、レビュー、料理、学習、トーク系の長めの動画ではPiPが使える可能性があります。一方で、ミュージックビデオや音楽中心の動画では、無料ユーザーだと小窓表示にならないことがあります。
「さっきの動画では小窓になったのに、別の動画ではできない」というときは、動画の種類が原因かもしれません。
PiPが無料ユーザーにも広がっていることと、音楽動画まで無料で小窓再生できることは同じではありません。
iPhone・iPadでYouTubeのPiPを使う設定
iPhoneやiPadでYouTubeのピクチャーインピクチャーを使うときは、端末側とYouTubeアプリ側の設定を確認します。
まず、iPhone・iPad本体の設定です。「設定」アプリから「一般」へ進み、「ピクチャ・イン・ピクチャ」の項目で、自動開始がオンになっているか確認します。
次に、YouTubeアプリ側です。YouTubeアプリを開き、設定の中でピクチャーインピクチャーに関する項目がオンになっているか確認します。
設定が有効になっていれば、対象動画の再生中にホーム画面へ戻ったとき、動画が小さなウィンドウになります。スマホ操作に関する日本語解説でも、端末側とアプリ側の設定確認が案内されています。【出典4】
AndroidでYouTubeのPiPを使う設定
Androidの場合も、端末側とYouTubeアプリ側の両方を確認します。
Androidでは、端末設定の中にある「アプリ」や「特別なアプリアクセス」などから、YouTubeのピクチャーインピクチャー許可を確認します。機種によって表示名は少し違いますが、「ピクチャー イン ピクチャー」や「他のアプリの上に表示」に近い項目を探すと見つけやすいです。
Androidでうまく動かないときは、YouTubeアプリの更新、端末側のPiP許可、省電力設定も見直すと原因に近づきやすくなります。
YouTubeのピクチャーインピクチャーができない原因
無料ユーザーにもPiPが広がっているのに、自分のスマホでは使えない。そう感じたとき、原因はひとつとは限りません。
まず考えられるのは、機能がまだアカウントに反映されていないケースです。今回の無料ユーザー向け展開は、順次広がるものとして報じられています。【出典1】
次に、端末やアプリの設定です。OSが古い、YouTubeアプリが古い、端末側でPiPがオフになっている、YouTubeアプリ側のPiP設定がオフになっている。こうした場合も、小窓表示になりません。
もうひとつ多いのが、見ている動画が音楽コンテンツに当たるケースです。無料ユーザー向けPiPの対象は、音楽コンテンツを除く長尺動画が中心と報じられています。【出典2】
YouTube Premiumとの違いはどこに残る?
ピクチャーインピクチャーが無料ユーザーにも広がると、「もうYouTube Premiumはいらないのでは?」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、Premiumの役割がなくなったわけではありません。
YouTube Premiumには、広告なし再生、オフライン再生、バックグラウンド再生、YouTube Music Premiumなどの特典があります。無料ユーザー向けPiPの拡大は、あくまで「一部の動画を小窓で見やすくなる」変化です。
音楽をよく聴く人、広告を減らしたい人、画面を消して音声だけ聞きたい人にとっては、Premiumの違いはまだ残っています。
PiPとバックグラウンド再生の違い
PiPとバックグラウンド再生は、名前だけ見ると似ています。でも、使う場面はかなり違います。
PiPは、動画画面を見ながら別アプリを使う機能です。小さな画面が残るので、映像を確認しながら操作できます。
バックグラウンド再生は、画面を消したり別のアプリに移ったりしても音声を流し続ける機能です。音楽、ラジオ感覚のトーク、長時間の解説動画などを聞きたいときに向いています。
無料ユーザー向けにPiPが広がっても、バックグラウンド再生まで同じように無料開放されたとは言い切れません。ここを混同すると、「小窓にはなるけれど、画面を消すと止まる」という違和感につながります。
どんな人に便利な機能なのか
ピクチャーインピクチャーが便利なのは、YouTubeを“ながら見”する人です。
たとえば、料理動画を見ながら買い物メモを開く。ガジェットレビューを見ながら商品ページを確認する。ニュース解説を見ながら関連ワードを検索する。ライブ配信を流しながらSNSの反応を見る。
スマホの小さな画面でも、YouTubeだけに画面を占領されなくなる。この変化は、地味ですがかなり大きいです。
特に、調べものと動画視聴を行き来する人には使いやすい機能です。今まではYouTubeを閉じるたびに動画が止まっていた場面でも、PiPなら流れを切らずに別作業へ移れます。
よくある疑問
YouTubeのピクチャーインピクチャーは無料で使えますか?
2026年5月4日時点では、無料ユーザーにもPiP機能が広がっています。ただし、順次展開中のため、まだ使えない場合があります。音楽コンテンツは引き続き制限があります。【出典1】 【出典2】
iPhoneでYouTubeのPiPができないのはなぜですか?
端末側のPiP設定、YouTubeアプリ側の設定、アプリの更新状況、対象動画の種類を確認します。音楽コンテンツではない動画で試すと、原因を切り分けやすくなります。
AndroidでYouTubeのPiPが出ないときは?
Android本体の設定でYouTubeのPiPが許可されているか確認します。YouTubeアプリの更新、省電力設定、対象動画が音楽コンテンツではないかも見ておくと、原因を見つけやすくなります。
音楽動画も無料で小窓再生できますか?
音楽コンテンツは例外です。今回の無料ユーザー向けPiP拡大でも、音楽コンテンツは対象外と報じられています。【出典2】
PiPとバックグラウンド再生は同じですか?
同じではありません。PiPは小さな動画画面を表示しながら別アプリを使う機能です。バックグラウンド再生は、画面を閉じたり別アプリへ移ったりしても音声が続く機能です。
まとめ
YouTubeのピクチャーインピクチャーは、動画を小さな画面で表示したまま、ほかのアプリを使える便利な機能です。
2026年5月4日時点では、無料ユーザーにも利用範囲が広がる動きが出ています。これまで「Premiumでないと使えない」と思っていた人にとっては、かなり大きな変化です。
ただし、すべての動画が無料でPiP対応になるわけではありません。音楽コンテンツは制限が残っています。また、端末設定、YouTubeアプリの設定、OSのバージョン、機能の反映状況によって、まだ使えない場合もあります。
無料で使えるようになったはずなのに表示されないときは、まず「アプリ更新」「端末側のPiP設定」「YouTubeアプリ側の設定」「音楽動画ではないか」を確認すると、原因に近づきやすくなります。
YouTubeを見ながら調べものをする。動画を流しながらメッセージを返す。そんな日常の小さな不便を減らしてくれる機能として、ピクチャーインピクチャーはこれから使う人が増えていきそうです。
情報ソース
- 【出典1】週刊アスキー|やったね!YouTubeのピクチャー・イン・ピクチャー、無料ユーザーにも世界拡大へ
やったね!YouTubeのピクチャー・イン・ピクチャー、無料ユーザーにも世界拡大へ - 週刊アスキーYouTubeは4月30日、iOSおよびAndroid版YouTubeアプリの無料ユーザーに対して、一部のピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)機能を開放したことを公表した。米国以外のすべての地域で展開する。 - 【出典2】PHILE WEB|YouTube「ピクチャー・イン・ピクチャー」が無料ユーザーも利用可能に
YouTube「ピクチャー・イン・ピクチャー」が無料ユーザーも利用可能に。日本でも数ヶ月以内に - PHILE WEBYouTube「ピクチャー・イン・ピクチャー」が無料ユーザーも利用可能に。日本でも数ヶ月以内に - 【出典3】Appliv TOPICS|『YouTube』でピクチャー・イン・ピクチャー機能が無料ユーザーにも展開
『YouTube』でピクチャー・イン・ピクチャー機能が無料ユーザーにも展開 - アプリブ米国時間2026年4月30日、Googleは動画プラットフォーム『YouTube』のピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)機能を、今後数ヵ月かけて全世界のすべてのユーザーに向けて展開することを発表しました。PiPは画面に小さなプレーヤーを表... - 【出典4】楽天モバイル スマホ活用ナビ|YouTubeでピクチャーインピクチャーを利用する方法は?
YouTubeでピクチャーインピクチャーを利用する方法は?ピクチャーインピクチャーを利用すれば、YouTubeで動画を再生しながら、同じスマホで別の作業を行えます。今回は、YouTubeでピクチャーインピクチャーを利用する方法やメリット、利用時の注意点などを解説します。
注意書き:YouTubeの機能提供範囲、対象動画、Premium特典、アプリ上の表示名は今後変更される可能性があります。実際に利用する前に、YouTube公式ヘルプやアプリ内の設定画面で最新情報を確認してください。

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