【2025 シングルランキング】オリコン年間・Billboard JAPAN・タワレコ・HMV・YouTube・Apple Music・Spotifyで見る「2025年のヒット」

音楽
記事内に広告が含まれています。

更新日:2026年1月5日(JST)

2025年の音楽を振り返るとき、年末に発表される「年間ランキング」は便利です。

ただ、年間ランキングは一つではありません。オリコン、Billboard JAPAN、タワーレコードやHMVの店頭ランキング、YouTube、Apple Music、Spotify──それぞれが見ているデータが違うため、同じ年でも“強い曲・強いアーティスト”の表れ方が変わります。

この記事で扱う範囲(重複は統合)

  • オリコン年間ランキング2025(年間シングル/作品別売上数部門6冠/アーティスト別セールス)
  • Billboard JAPAN 2025年年間チャート(年間チャート一覧ページを含む)
  • タワーレコード2025年の売上ランキング(※メディアで「邦楽シングル年間人気ランキング」として紹介されるケースあり)
  • HMV 年間ランキング 2025【邦楽シングル CD TOP20】
  • 2025年日本のYouTube年間ランキング
  • Apple Music:2025年トップソング100(日本)
  • Spotify年間ランキング2025(Spotifyまとめ/Wrapped)

本文では、各ランキングを「同じ土俵で優劣をつける」のではなく、それぞれが示す“強さの種類”として整理します。


ABEMA

ランキングの違いは「強さの定義」の違い

  • オリコン(年間):主に「どれだけ買われたか(売上)」が結果に表れやすい
  • Billboard JAPAN(年間):売上、DL、ストリーミング、ラジオ、YouTube、カラオケ等を合算した「総合ポイント」
  • タワーレコード/HMV(年間):店頭で実際に売れたランキング(店舗の動きが出る)
  • YouTube(年間):動画として観られ、共有された動きが出る
  • Apple Music(年間トップ100):生活の中で繰り返し再生された傾向が出る
  • Spotify(年間/Wrapped):再生傾向に加え、年末企画では「世界」や「シェア」の文脈も扱われやすい

2025年は、この「強さの定義」ごとに主役が分かれた年でした。


【オリコン年間シングル】2025年度の年間1位:Snow Man「SERIOUS」

オリコン年間の「シングルランキング」では、Snow Manのシングル「SERIOUS」が、期間内売上97.5万枚で年間1位となりました。

この結果が象徴するのは、再生回数とは別の「買われた強さ」です。購入は、聴くだけよりも行動のハードルが高いぶん、年間の結果に“熱量”が出やすい面があります。


第58回 オリコン年間ランキング 2025:2年連続、通算3度目、そして男性アーティスト史上初

「SERIOUS」は、2024年度に続いて2年連続の年間シングル1位。さらに、Snow Manにとって通算3度目の年間シングル1位となり、これは男性アーティスト史上初の達成として報じられました。

また「SERIOUS」は、初週売上88.3万枚を記録し、週間シングルランキングで初登場1位(2025/8/4付)を獲得。メンバー・渡辺翔太さん主演映画『事故物件ゾク 恐い間取り』(2025年7月25日公開)の主題歌という背景もあり、作品と話題が結びついた形になっています。


Snow Manが年間ランキング6冠:作品別売上数部門で「買われ方」を示した年

Snow Manは『オリコン年間ランキング2025』作品別売上数部門(主要10部門)で、次の6部門で1位を獲得し、2年連続で史上最多となる6冠となりました。

  • シングル
  • アルバム
  • 合算アルバム
  • DVD
  • BD
  • ミュージックDVD・BD

オリコンニュース(2025/12/17)記載の主な数字

  • 年間シングル1位:「SERIOUS」期間内売上 97.5万枚(2年連続/通算3度目)
  • シングル初週:「SERIOUS」初週売上 88.3万枚(年度最高)
  • 年間アルバム1位:『THE BEST 2020 – 2025』期間内売上 158.5万枚(初週 139.5万枚
  • 年間アルバム2位:『音故知新』期間内売上 111.1万枚
  • 年間合算アルバム1位:『THE BEST 2020 – 2025』期間内 189.7万PT
  • 映像3部門同時1位:『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』
    DVD 25.9万枚/BD 42.4万枚/合計 68.3万枚

アルバム部門では、Snow Manが1位・2位を独占。また、合算アルバムでは『THE BEST 2020 – 2025』が2年連続の首位として報じられています。さらに映像では、ドームツアー作品がDVD/BD/ミュージックDVD・BDで同時1位となり、音源だけではなく「体験としての作品」まで含めて選ばれていることが数字に出ています。

※集計期間:2024/12/23付~2025/12/15付 実質集計期間:2024年12月9日~2025年12月7日


【アーティスト別セールス部門】売上で見る2025年:Snow Manが総合1位、ミセスも200億円超

作品単位ではなく、アーティスト全体として年間でどれだけ売上を作ったかを見るのが『オリコン年間ランキング2025』の「アーティスト別セールス部門」です。

「トータルランキング」では、Snow Manが期間内売上203.9億円2年連続の1位。また、音楽ソフト(シングル、アルバム、ミュージックDVD・BD)を合算した「音楽ソフトランキング」でも1位とされています。

同部門の見え方で重要なのは、2025年は“勝ち方が分かれて見える”点です。デジタル作品(デジタルシングル、デジタルアルバム、ストリーミング)を合算した「デジタルランキング」では、Mrs. GREEN APPLEが2年連続で1位とされています。

この結果が示すこと

  • Snow Man:トータル(総売上金額)で1位。音楽ソフトでも強い
  • Mrs. GREEN APPLE:デジタル(配信・ストリーミング)で強い
  • 同じ「年間の強さ」でも、売れ方の中心が違う

【Billboard JAPAN 2025年年間チャート】総合(Hot 100)で見える「聴かれた強さ」

Billboard JAPANの年間は、売上・DL・ストリーミング・ラジオ・YouTube・カラオケ等を合算した「総合ポイント」で捉えられます。年間チャートの入口としては、「2025年 年間 JAPAN Charts – Billboard JAPAN」(年間チャート一覧)がまとまっています。

Billboard JAPANの総合ソング(JAPAN Hot 100)年間TOP10として紹介されている並びは次の通りです。

  1. ライラック / Mrs. GREEN APPLE
  2. ダーリン / Mrs. GREEN APPLE
  3. APT. / ロゼ&ブルーノ・マーズ
  4. IRIS OUT / 米津玄師
  5. クスシキ / Mrs. GREEN APPLE
  6. ROSE / HANA
  7. 怪獣 / サカナクション
  8. ケセラセラ / Mrs. GREEN APPLE
  9. ビターバカンス / Mrs. GREEN APPLE
  10. Plazma / 米津玄師

オリコンの「買われた強さ」と、Billboardの「総合の強さ」を並べて見ると、2025年はアーティスト単位でも曲単位でも、強さの出方が分かれて見える年だったことが理解しやすくなります。


CD売上の別の切り口:Billboard(Top Singles Sales)/タワーレコード/HMV

CDの「売れた」を見る場合、オリコン以外にも確認できる年末ランキングがあります。特に分かりやすいのが、Billboardのシングル売上チャートと、ショップ(タワレコ/HMV)の年間売上です。

  • Billboard JAPAN 年間Top Singles Sales:INI『THE WINTER MAGIC』が年間1位(1,213,001枚)
  • タワーレコード(邦楽シングルTOP20):年間1位 INI『THE WINTER MAGIC』/2位 Snow Man『SERIOUS』
  • HMV(邦楽シングルCD TOP20):年間1位 INI『THE WINTER MAGIC【Holiday ver.】』

3つとも1位がINIで揃っているため、2025年の「CD売上系の年間」ではINIが象徴的な位置にいる、と整理できます。

※HMVは表記上「Holiday ver.」が1位として掲載されています。


2025年日本のYouTube年間ランキング:動画で伸びた曲(国内トップ楽曲)

YouTubeの年間ランキングは、「音源として聴かれた」だけでなく、MV・ライブ映像・ショート・二次創作(UGC)など動画としての広がりが反映されやすいのが特徴です。

YouTube公式の2025年日本の年間発表では、ランキングを次の4カテゴリに分けて公開しています。

  • 国内 注目されたトピック
  • 国内トップ登録者増加クリエイター
  • 国内トップ楽曲
  • 国内トップショート楽曲

このうち「国内トップ楽曲」TOP10は以下でした。

  1. HANA「ROSE」
  2. 米津玄師「IRIS OUT」
  3. サカナクション「怪獣」
  4. Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」
  5. DECO*27「モニタリング feat. 初音ミク」
  6. Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」
  7. 米津玄師「Plazma」
  8. 米津玄師「BOW AND ARROW」
  9. HANA「Blue Jeans」
  10. CANDY TUNE「倍倍 FIGHT!」

さらに「国内トップショート楽曲」では、厚揚げろが。「はじまりの曲」が1位。ショートで流行した曲は、フル尺のチャートとは違う顔ぶれになりやすいのもYouTubeらしさです。


Apple Music:2025年トップソング100(日本)

Apple Musicの「2025年トップソング100:日本」は、Apple Music内で2025年に最も再生された楽曲を100曲まとめた年次プレイリストです。

ここで見えるのは、短期の話題よりも日常の中で繰り返し再生された曲の強さ。年間を通して「聴かれ続けた」傾向を掴むのに向いています。

プレイリストはApple Music上で公開されており、冒頭にはMrs. GREEN APPLEの「ライラック」などが並びます。


Spotify年間ランキング2025(Spotifyまとめ/Wrapped):国内で最も再生された楽曲は「ライラック」

Spotifyの年末発表(Spotifyまとめ/Wrapped)は、Spotify内のリスニングデータをもとに、その年の傾向を複数の切り口でまとめたものです。

Spotify公式(日本)によると、2025年に国内で最も再生された楽曲は、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」でした。さらに国内のトップ10にはミセスの楽曲が計7曲入った、と説明されています。

つまりSpotifyの年間で見る2025年は、ストリーミングの文脈では“ミセスが強かった年”という整理が最も分かりやすいです。

Spotifyの年末発表は「国内」だけじゃない

  • 海外で最も再生された国内アーティスト楽曲:Creepy Nuts「オトノケ – Otonoke」
  • 国内で最も発見されたアーティスト:HANA

同じSpotifyでも、「国内で聴かれた」なのか「海外で伸びた」なのかで見える主役が変わるので、記事ではこの2軸を分けて書くと読みやすくなります。

まとめ:2025年のヒットは、指標ごとに“強さの形”が見えた

  • 買われた強さ(オリコン/ショップ売上):オリコン年間シングルはSnow Man「SERIOUS」。作品別売上数部門ではSnow Manが6冠。
  • 売上金額で見た強さ(オリコン:アーティスト別セールス):Snow Manがトータル1位(203.9億円)。デジタルではMrs. GREEN APPLEが2年連続1位。
  • 総合で聴かれた強さ(Billboard):総合(Hot 100)ではMrs. GREEN APPLE「ライラック」が年間の顔。
  • 店頭の動き(タワレコ/HMV):CDが動いた作品の“買われ方”が見える。
  • 観られて広がる強さ(YouTube):動画としての拡散・二次創作も含めた広がりが出る。
  • 生活の再生(Apple Music):日常の中で繰り返し聴かれた傾向が出る。
  • 世界・シェア(Spotify):年末発表では国内外の広がり方が語られやすい。

参考リンク(確認用)


【注意】ランキングは集計方法や対象データが異なります。同じ「年間1位」でも示している意味が違うため、本文では“強さの種類”として整理しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました