過去20年間の水星逆行期間における日経平均株価動向(2006年〜2026年3月)

経済

水星逆行になると、SNSや占い系メディアで「通信トラブルに注意」「契約は慎重に」といった言葉を見かけます。

そして最近は、そこにもうひとつ気になる話題が加わっています。

それが、株価への影響です。

相場が急落したとき、「水星逆行だから?」と感じる人もいるかもしれません。たしかに、過去の大きな値動きと水星逆行の時期が重なることはあります。

けれど、ここで押さえたいのは、重なったことと、原因だったことは別だという点です。

つまり、ポイントはここです。水星逆行は株価を動かす直接原因というより、投資家心理が不安定になりやすい時期として語られやすい「相場の物語」なのです。

POINT
最初にひとつだけ。
水星逆行が株価を直接下げると証明されているわけではありません。この記事では、過去20年間の水星逆行期間と日経平均株価の動きを照らし合わせ、どんな局面で「影響がありそうに見える」のかを確認します。

この記事でわかること

  • 水星逆行と株価の関係は本当にあるのか
  • 2006年〜2026年3月までの水星逆行期間と日経平均の動き
  • リーマンショック、コロナショック、2024年8月急落との重なり
  • 水星逆行を投資判断でどう扱えばよいのか

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水星逆行とは何か

水星逆行とは、地球から見たときに水星が逆方向へ動いているように見える現象です。

占星術では、水星は情報、コミュニケーション、通信、契約、移動などを象徴するとされます。そのため、水星逆行の時期は、連絡ミス、交通の乱れ、契約の見直し、過去の問題の再浮上などと結びつけて語られます。

投資の文脈で話題になるのは、ここからです。

株式市場も、情報と心理で大きく動きます。決算、金利、為替、米国株、地政学リスク、中央銀行の発言。こうした情報が一気に飛び交うと、投資家心理は揺れやすくなります。

そのため、水星逆行は「株価を動かす原因」というより、情報が錯綜して相場が荒れたときに意味づけされやすい言葉として広がっている面があります。

ここが大事です
水星逆行を「予言」として見ると危険です。ただし、投資家心理が不安定になりやすい局面を振り返るためのアノマリーとして見ると、意外と面白い材料になります。

過去20年間の水星逆行期間における日経平均株価動向(2006年〜2026年3月)

では、ここから本題に入っていきます。

今回は、2006年から2026年3月までの約20年間を対象に、水星逆行期間と日経平均株価の動きを見ていきます。

先に大事な前提を置いておきます。

水星逆行が株価を直接下げると証明されているわけではありません。

株価は、金利、為替、企業業績、海外市場、金融政策、地政学リスクなど、いくつもの要因で動きます。日経平均の過去データは、日経平均プロフィルのヒストリカルデータで日次の四本値を確認できます。【出典1】

ただ、過去20年を振り返ると、日経平均が大きく荒れた局面と水星逆行期間が重なっているケースは、たしかにあります。

ここで見えてくるのは、単なる占いというより、「相場が不安定な時期に、人はわかりやすい意味づけを求める」という投資家心理です。

2006年〜2010年:リーマンショック前後で波乱が目立つ時期

水星逆行期間 日経平均株価の動き 判定 主な背景・見方
2006年3月上旬〜3月下旬上昇寄り上昇春先の相場は比較的底堅い展開
2006年7月上旬〜7月下旬上値が重い下落寄り夏場にかけてリスク回避が出やすい局面
2006年10月下旬〜11月中旬横ばい〜やや上昇中立大きな崩れは限定的
2007年2月中旬〜3月上旬下落下落世界同時株安の流れと重なった時期
2007年6月中旬〜7月上旬上昇基調上昇逆行中でも相場は比較的強かった
2007年10月中旬〜11月上旬下落下落サブプライム問題への警戒が強まる
2008年1月下旬〜2月中旬反発気味上昇年初急落後の戻り局面
2008年5月下旬〜6月中旬下落下落原油高・金融不安が意識される
2008年9月下旬〜10月中旬急落大幅下落リーマンショック後の金融危機と重なる
2009年1月中旬〜2月上旬軟調下落金融危機後の不安が残る
2009年5月上旬〜5月下旬上昇上昇景気底入れ期待が出た時期
2009年9月上旬〜9月下旬やや軟調下落寄り戻り相場の一服感
2009年〜2010年12月下旬〜1月中旬横ばい〜やや下落中立〜下落年末年始で方向感が出にくい
2010年4月中旬〜5月中旬下落下落ギリシャ危機への警戒と重なる
2010年8月下旬〜9月中旬軟調下落寄り円高懸念が重し
2010年12月上旬〜12月下旬やや上昇上昇年末ラリー気味の動き
赤字=下落・大幅下落、 橙字=下落寄り・波乱、 青字=上昇、 灰色=中立として表示しています。
※色分けは期間中の値動きの目安であり、投資判断を示すものではありません。

この時期でどうしても目立つのは、2008年9月〜10月の水星逆行です。

リーマン・ショック後、世界的な金融不安が一気に広がり、東京市場も大きく売られました。日経平均プロフィルの下落記録でも、過去の大きな下落日が一覧で確認できます。【出典2】

ただし、ここは冷静に切り分けたいところです。

この急落の原因は、サブプライムローン問題から広がった金融システム不安、信用収縮、世界的な株売りです。水星逆行が原因だったとは言えません。

でも、後から振り返ると、占星術で語られる「情報の混乱」「判断ミス」「見通しの不透明さ」というイメージと、金融市場の混乱が強く重なって見えます。

ここが、水星逆行と株価の話が広がりやすい理由です。

2011年〜2015年:必ず下がるわけではないことが見える時期

水星逆行期間 日経平均株価の動き 判定 主な背景・見方
2011年3月下旬〜4月下旬戻り基調上昇東日本大震災後の急落からの戻り
2011年8月上旬〜8月下旬大きく下落下落米国債格下げ・世界株安と重なる
2011年11月下旬〜12月中旬横ばい〜やや上昇中立欧州債務問題を意識しつつ小動き
2012年3月中旬〜4月上旬やや軟調下落寄り上昇一服のタイミング
2012年7月中旬〜8月上旬横ばい中立夏場の方向感が弱い
2012年11月上旬〜11月下旬上昇上昇政権交代期待・アベノミクス相場の入口
2013年2月下旬〜3月中旬上昇上昇金融緩和期待で強い地合い
2013年6月下旬〜7月下旬上昇上昇5月急落後の戻り局面
2013年10月下旬〜11月上旬上昇上昇円安・政策期待が支え
2014年2月上旬〜2月下旬不安定下落寄り新興国不安・米金融政策への警戒
2014年6月上旬〜7月上旬上昇上昇比較的堅調
2014年10月上旬〜10月下旬急落後に反発波乱世界景気不安で急落後、終盤に戻す
2015年1月下旬〜2月上旬上昇上昇緩和期待が支え
2015年5月下旬〜6月中旬上昇上昇日経平均2万円台の強い相場
2015年9月中旬〜10月上旬反発上昇中国ショック後の戻り局面
赤字=下落・大幅下落、 橙字=下落寄り・波乱、 青字=上昇、 灰色=中立として表示しています。
※色分けは期間中の値動きの目安であり、投資判断を示すものではありません。

2011年〜2015年を見ると、少し印象が変わります。

この期間は、水星逆行だから日経平均が下がるとは言い切れません。

むしろ、2012年後半、2013年、2015年のように、逆行期間中でも上昇している時期がかなりあります。

つまり、ここです。
相場の大きな流れが強いときは、水星逆行中でも上がります。逆に、世界的な金融不安や政策不透明感が強いときは、水星逆行期間と下落が重なって見えやすくなります。
MEMO

水星逆行を「株価下落のスイッチ」と考えるより、もともと不安定な相場に意味づけを与えやすい期間と見たほうが、過去データとは合いやすいです。

2016年〜2020年:クリスマス暴落、コロナショックと重なる

水星逆行期間 日経平均株価の動き 判定 主な背景・見方
2016年1月上旬〜1月下旬大幅下落下落年初から世界株安・中国不安
2016年4月下旬〜5月下旬軟調下落寄り円高・企業業績懸念
2016年8月下旬〜9月下旬横ばい中立日銀政策を見極める展開
2016年〜2017年12月下旬〜1月上旬上昇上昇トランプ相場の余韻
2017年4月上旬〜5月上旬上昇上昇地政学リスク後に戻す展開
2017年8月中旬〜9月上旬軟調下落寄り北朝鮮リスクなどが意識される
2017年12月上旬〜12月下旬横ばい〜上昇中立〜上昇年末相場は底堅い
2018年3月下旬〜4月中旬不安定下落寄り米中貿易摩擦への警戒
2018年7月下旬〜8月中旬横ばい中立方向感は限定的
2018年11月中旬〜12月上旬下落下落クリスマス暴落前の不安定化
2019年3月上旬〜3月下旬横ばい〜やや下落中立〜下落景気減速懸念
2019年7月上旬〜8月上旬上値が重い下落寄り参院選後の材料出尽くし感、米中問題
2019年11月上旬〜11月下旬上昇上昇米中協議期待で堅調
2020年2月中旬〜3月上旬急落大幅下落コロナショックと重なる
2020年6月中旬〜7月中旬横ばい〜やや上昇中立金融緩和と感染再拡大懸念が綱引き
2020年10月中旬〜11月上旬下落後に反発波乱米大統領選前後で不安定
赤字=下落・大幅下落、 橙字=下落寄り・波乱、 青字=上昇、 灰色=中立として表示しています。
※色分けは期間中の値動きの目安であり、投資判断を示すものではありません。

2016年〜2020年は、かなり“それっぽく”見える期間です。

2016年の年初急落、2018年のクリスマス暴落前、そして2020年のコロナショック。大きな下落局面が水星逆行期間と重なっています。

特に2020年2月〜3月は印象的です。日経平均プロフィルの指数リポートでは、2020年3月の日経平均は2月末比で10.52%安となり、新型コロナウイルスの感染拡大や実体経済への影響を警戒した売りが広がったと説明されています。【出典3】

ここで注意したいのは、やはり原因の切り分けです。

2020年の急落は、新型コロナウイルスの感染拡大、世界的な経済活動の停止懸念、原油安、円高などが主な背景です。

水星逆行が原因だったわけではありません。

ただ、相場が急落して、情報が錯綜して、誰も先行きを読みにくくなったタイミングと水星逆行が重なる。

そうなると、投資家心理としては「やっぱり水星逆行は関係あるのでは」と感じやすくなります。

ここは切り分けたいところです
「水星逆行期間に下落した」ことと、「水星逆行が下落を起こした」ことは別です。
株価の背景には、金利、為替、業績、政策、海外市場などの複数要因があります。

2021年〜2026年3月:近年は“逆行前から意識される”ようにも見える

水星逆行期間 日経平均株価の動き 判定 主な背景・見方
2021年1月下旬〜2月下旬上昇上昇ワクチン期待・金融緩和相場
2021年5月下旬〜6月下旬横ばい〜やや上昇中立大きな崩れは限定的
2021年9月下旬〜10月中旬下落後に反発波乱中国恒大問題や政策不透明感
2022年1月中旬〜2月上旬下落下落米利上げ警戒が強まる
2022年5月中旬〜6月上旬上昇上昇急落後の戻り局面
2022年9月中旬〜10月上旬下落下落米インフレ・利上げ懸念
2022年〜2023年12月下旬〜1月中旬上昇上昇年明けから反発
2023年4月下旬〜5月中旬上昇上昇日本株見直しの流れ
2023年8月下旬〜9月中旬横ばい〜上昇中立〜上昇大きな崩れは限定的
2023年〜2024年12月中旬〜1月上旬上昇上昇年末年始の強い地合い
2024年4月上旬〜4月下旬下落下落史上最高値更新後の調整
2024年8月上旬〜8月下旬急落後に反発大波乱8月5日の歴史的急落と重なる
2024年11月下旬〜12月中旬横ばい〜やや下落中立〜下落上値の重さが残る
2025年3月中旬〜4月上旬変動大波乱春相場の調整局面
2025年7月中旬〜8月中旬確認対象要確認夏場の相場変動に注意
2025年11月上旬〜11月下旬確認対象要確認年末相場前の見極め期間
2026年2月下旬〜3月下旬大きく下落大幅下落3月の急落局面と重なる
赤字=下落・大幅下落、 橙字=下落寄り・波乱、 青字=上昇、 灰色=中立・要確認として表示しています。
※色分けは期間中の値動きの目安であり、投資判断を示すものではありません。

2021年以降を見ると、少し面白い変化があります。

それは、水星逆行に入ってからではなく、逆行入りの直前から相場が不安定になるように見えるケースがあることです。

もちろん、これはあくまで見え方です。

ただ、SNSや投資系メディアでアノマリーが広がりやすくなったことで、「そろそろ水星逆行だから警戒」という心理が、以前より早めに出やすくなっている可能性はあります。

特に2024年8月は象徴的です。

日経平均プロフィルの下落記録では、2024年8月5日の日経平均は下落幅4,451円28銭で、記録上でも非常に大きな下落日として掲載されています。【出典2】

金融庁も、2024年8月5日の日本株市場の急激な相場変動について、日経225先物の注文・取引明細データを使って分析しています。資料では、急激な相場変動の背景として、市場の需給・流動性の動向を確認しています。【出典4】

つまり、2024年8月の急落も、原因は水星逆行ではありません。

背景には、流動性の低下、為替の急変、米国景気不安、ポジション調整など、複数の市場要因がありました。

ただ、タイミングとして水星逆行入りと重なったことで、アノマリーとして非常に語られやすくなったわけです。

さらに2026年3月も、日経平均は大きく下落しました。日経平均プロフィルの下落記録では、2026年3月9日が下落幅上位に掲載されています。【出典2】

2026年の水星逆行については、VOGUE JAPANが2月26日〜3月21日、6月30日〜7月24日などの期間を紹介しています。【出典5】

このように、2026年2月下旬〜3月下旬の水星逆行期間と、日経平均の大きな下落局面が重なっているため、ここも今後「水星逆行と株価」の文脈で語られやすい期間になりそうです。

20年間のデータから見えてきた傾向

ここまでをざっくりまとめると、2006年〜2026年3月までの水星逆行期間では、次のような傾向が見えてきます。

観点 見えてきた傾向
水星逆行中に必ず株価が下がるか必ず下がるわけではない
上昇した期間2012年後半、2013年、2015年、2021年、2023年など
下落・波乱が目立つ期間2008年秋、2010年春、2011年夏、2016年年初、2020年春、2024年8月、2026年3月など
影響が強く見える場面金融不安、政策変更、為替急変、米国株急落、地政学リスクと重なったとき
投資判断への使い方売買サインではなく、確認ミスを減らす警戒カレンダーとして見る

つまり、ポイントはここです。

水星逆行だから株価が下がる、とは言えません。

ただし、もともと相場が不安定な局面では、水星逆行期間と下落・波乱が重なって見えるケースがかなりあります。

ここを混同すると、「水星逆行だから売る」という雑な判断になってしまいます。

一方で、「水星逆行期間は情報が錯綜しやすいとされる時期だから、売買注文、決算日、重要イベント、為替、米国株の動きはいつもより慎重に見る」と考えるなら、投資行動の見直しには使えます。

特に注目したい過去の重なり

2008年9月〜10月:リーマンショック後の急落

2008年9月下旬〜10月中旬の水星逆行は、リーマンショック後の世界的な金融危機と重なりました。

これは、水星逆行アノマリーを語るうえでかなり印象に残る期間です。

ただし原因は、金融システム不安と信用収縮です。

ここを水星逆行だけで説明すると、相場の本質を見誤ります。

2010年4月〜5月:ギリシャ危機

2010年4月中旬〜5月中旬の水星逆行は、欧州債務危機への警戒と重なりました。

この時期も、情報不安、信用不安、海外要因が日経平均の重しになった局面です。

水星逆行というより、世界の金融市場がリスクを取りにくくなっていた時期と見るほうが正確です。

2020年2月〜3月:コロナショック

2020年2月中旬〜3月上旬の水星逆行は、コロナショックと重なりました。

20年間の中でも、かなりわかりやすい大幅下落局面です。

ただ、これも水星逆行が原因ではありません。

感染拡大、経済停止、企業業績悪化懸念、世界的なリスク回避が主因です。日経平均プロフィルでも、2020年3月の下落について、新型コロナウイルス感染拡大や実体経済への影響を警戒した売りが広がったと説明されています。【出典3】

2024年8月:歴史的急落と水星逆行入りが重なる

2024年8月上旬の水星逆行入りは、日経平均の歴史的急落と重なりました。

この重なりは、近年の投資家にとってかなり印象に残りやすい出来事です。

とはいえ、背景には為替、米国景気不安、先物市場の需給、ポジション調整などがありました。

水星逆行は、原因というより「後から意味づけされやすいタイミング」だったと見るほうがいいでしょう。

2026年2月〜3月:再び大きな下落局面と重なる

2026年2月26日〜3月21日の水星逆行も、日経平均の大きな調整局面と重なりました。【出典5】

このように近年は、「水星逆行の直前から相場が荒れ始める」と感じる人も増えそうです。

ただ、ここでも断定は禁物です。

株価は水星だけでなく、金利、為替、企業業績、海外市場、需給、政策期待で動きます。

水星逆行は、それらの材料を置き換えるものではありません。

水星逆行を投資でどう扱えばいいのか

20年間を見て感じるのは、水星逆行は投資判断の主役にはできないということです。

一方で、完全に無視していいとも言い切れません。

なぜかというと、相場は数字だけでなく、投資家心理でも動くからです。

多くの人が「この時期は荒れやすい」と意識すれば、実際の売買行動にも慎重さが出る可能性があります。

つまり、僕はこう考えます。

ひとことで言うなら
水星逆行は、株価を予言するものではありません。
でも、相場の確認ミスを減らすための“注意喚起カレンダー”としては使えます。

売るか買うかを決める材料ではなく、次のような行動確認に使うイメージです。

  • 注文を急がない
  • 決算日を確認する
  • 為替と米国株をいつもより丁寧に見る
  • SNSの不安情報に飛びつかない
  • 逆行入り前後の急な値動きに過剰反応しない

このための合図として使う。

このくらいの距離感が、投資家にとっていちばん現実的です。

よくある疑問

水星逆行中は株価が下がりやすい?

必ず下がるわけではありません。過去20年を見ても、上昇した期間はあります。ただし、金融不安や為替急変、米国株急落などと重なったときは、下落や波乱が目立つケースがあります。

水星逆行は日経平均に影響する?

水星逆行そのものが日経平均を直接動かすと確認されたわけではありません。株価は企業業績、金利、為替、海外市場、政策など複数の要因で動きます。

過去に大きな暴落と水星逆行が重なったことはある?

あります。2008年のリーマンショック後、2020年のコロナショック、2024年8月の歴史的急落、2026年3月の大きな調整局面などは、水星逆行期間と重なって語られやすい事例です。ただし、原因は市場要因として確認する必要があります。

水星逆行を投資判断に使ってもいい?

売買サインとして使うのは危険です。使うなら、注文ミスや確認不足を防ぐための警戒カレンダーとして見るのが現実的です。

過去の日経平均株価はどこで確認できる?

日経平均プロフィルのヒストリカルデータで確認できます。日次の四本値が公開されています。【出典1】

まとめ

水星逆行と株価の関係は、単純に「ある」「ない」で片づけにくいテーマです。

過去20年間を見ると、水星逆行期間と日経平均の下落・波乱が重なったケースはあります。2008年のリーマンショック後、2020年のコロナショック、2024年8月の急落、2026年3月の調整局面は、特に印象に残る重なりです。

ただし、原因は水星逆行ではなく、金融不安、感染拡大、為替、米国株、流動性、政策、企業業績などの市場要因です。

ここを混同すると、投資判断を誤ります。

水星逆行は、株価を予言するものではありません。けれど、相場が不安定になりやすい時期に、自分の判断を少し慎重にするための合図としてなら使えます。

つまり、結論はこうです。

水星逆行は“売買サイン”ではなく、“確認ミスを減らす警戒カレンダー”として見る。

この距離感を持てば、占星術的なアノマリーを楽しみながらも、投資判断の軸を見失わずに済みます。

情報ソース

【出典1】日経平均プロフィル|ヒストリカルデータ
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/data?list=daily

【出典2】日経平均プロフィル|上昇・下落記録
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/record?select=3

【出典3】日経平均プロフィル|2020年3月の日経平均株価
https://indexes.nikkei.co.jp/atoz/2020/04/202003.html

【出典4】金融庁|2024年8月上旬の日本株市場の急激な相場変動に関する分析
https://www.fsa.go.jp/common/about/kaikaku/fsaanalyticalnotes/20250108/02.pdf

【出典5】VOGUE JAPAN|2026年の水星逆行期間
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/horoscope-mercury-retrograde

注意書き:水星逆行と株価の関係は、統計的な因果関係が証明されたものではありません。本文では、過去の水星逆行期間と日経平均株価の動きが重なった事例を、アノマリーとして確認しています。投資判断を行う際は、水星逆行だけで判断せず、企業業績、金利、為替、海外市場、政策、需給など複数の情報を確認してください。

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