「病院の受付であわてないための“1分の準備”を、今ここで一緒に済ませておきませんか。」
2024年12月以降、新しい紙の健康保険証は原則発行されなくなり、
2025年にかけて「マイナ保険証」が医療機関の受付で当たり前に聞かれるようになりました。
とはいえ、これを読んでいるあなたはきっと、こんなモヤモヤを抱えているはずです。
- 「マイナ保険証の登録って、結局どこでやればいいの?」
- 「スマホがない親はどうすればいい?」
- 「子供や新生児って、マイナ保険証にするべき?」
- 「セブン銀行ATMで1分って本当?」
このページでは、2025年12月1日時点の公的情報にもとづいて、
マイナ保険証の作り方・登録方法を3つのルートに分けて、スマホなし/子供/新生児のケースまでぜんぶまとめて解説します。
「手順さえ分かれば、あとはコンビニか病院かスマホか──好きなルートを選ぶだけです。」
この記事でできること|3つの登録ルートを“迷わず選べる”ようになる
マイナ保険証の登録方法は、じつはそんなに多くありません。
2025年現在、公式に案内されているのは次の3ルートだけです。
- 医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーから登録
- マイナポータル(スマホ/PC)から登録
- セブン銀行ATMから登録
この記事では、この3つのルートを
- スマホあり/なし
- 子供・新生児
- 仕事や育児で時間がない人
という切り口で整理しながら、「自分はどこからやるのが一番ラクか」を決められるところまで一緒に進んでいきます。
まず全体像を確認|マイナ保険証の登録方法は3つだけ
公的な案内(マイナポータル・厚生労働省・デジタル庁)では、
マイナ保険証の初回利用登録について、明確に3つの方法が示されています。
- 顔認証付きカードリーダー(医療機関・薬局)
- マイナポータル(スマホ/PC)
- セブン銀行ATM
それぞれの特徴を、まずは一枚の表でイメージしてみましょう。
| 方法 | 必要なもの | 所要時間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 病院・薬局(顔認証付きカードリーダー) | マイナンバーカード+暗証番号(または顔認証) | 受診のついでに数分 | スマホがない/ついでに済ませたい人 |
| マイナポータル(スマホ/PC) | マイナンバーカード+対応スマホ or ICカードリーダー | 5〜10分程度 | 自宅でじっくり、家族分もまとめて登録したい人 |
| セブン銀行ATM | マイナンバーカード+4桁暗証番号 | 約1分 | コンビニついでにサクッと済ませたい人・スマホ操作が苦手な人 |
ここからは、それぞれの方法を「画面の流れ」イメージが湧くレベルまで具体的に見ていきます。
方法① 病院・薬局で登録する手順(スマホなしでもOK)
スマホがなくても、ここだけ覚えておけばなんとかなる、というのがこの方法です。
受付で何と言えばいい?
受付で、シンプルにこう伝えればOKです。
「マイナンバーカードを、マイナ保険証として使えるように登録したいです」
顔認証付きカードリーダーが設置されている医療機関なら、
職員さんが登録画面まで案内してくれます。
カードリーダーの画面の流れ
- マイナンバーカードをカードリーダーの所定の位置に置く
- 画面に表示される「健康保険証として利用する」などのボタンを押す
- 利用規約を確認して「同意」
- 4桁の暗証番号を入力、または顔認証で本人確認
- 「登録が完了しました」と表示されたら終了
登録は初回だけで、いったん登録が済めば、
次回以降は同じカードで「マイナ保険証として」受付ができます。
暗証番号を忘れてしまった場合は?
「パスワードが分からない…」という人も多いですが、
顔認証を利用する場合や、窓口で本人確認を行う場合は、
保険証としての利用自体は可能とされています。
ただし、暗証番号のロック解除や再設定が必要になるケースもあるので、
時間に余裕のある日に、市役所・区役所などで手続きしておくと安心です。
方法② マイナポータルから登録する手順(スマホ・PC向け)
スマホやPCに慣れている人なら、マイナポータルからの登録が一番シンプルです。
スマホ(iPhone/Android)での流れ
- 「マイナポータル」アプリをインストール
- アプリを開き、「マイナンバーカードでログイン」を選択
- スマホでマイナンバーカードを読み取り、4桁暗証番号を入力
- ログイン後、ホーム画面の「証明書」エリアから「健康保険証」を選ぶ
- 「マイナンバーカードを健康保険証として利用する」にチェック
- 「登録」ボタンを押して完了
登録が完了している場合、「マイナンバーカード利用:登録済」と表示されます。
パソコンでの流れ(ICカードリーダー利用)
- マイナポータルのWebサイトにアクセス
- 「ICカードリーダーでログイン」を選択
- マイナンバーカードをカードリーダーにセットし、暗証番号を入力
- ログイン後、「健康保険証」ページへ移動
- 同じく「健康保険証として利用する」にチェック → 登録
PCの場合は、カードリーダーが必要になるので、
スマホに対応した機種を持っているなら、スマホからの登録がラクです。
読み取りエラーが出たときのポイント
- スマホをカードに密着させ、数秒動かさない
- ケースやカバーを外して再チャレンジ
- スマホ側のNFC設定(おサイフケータイなど)がオンになっているか確認
それでも難しい場合は、病院・薬局かセブン銀行ATMに切り替えるのもアリです。
方法③ セブン銀行ATMで1分登録|24時間派のためのやり方
「アプリはよく分からない。でもコンビニなら行く」という人には、
セブン銀行ATMを使うルートがぴったりです。
必要なのは、たった2つ。
- マイナンバーカード
- 4桁の暗証番号(利用者証明用パスワード)
セブン銀行ATMでの操作ステップ
- ATMの画面で「各種お手続き」を選択
- 「マイナンバーカードの健康保険証利用の申込み」を選択
- 利用規約を確認し、「同意」→「確認」
- 指示に従い、マイナンバーカードをATMに挿入
- 4桁の暗証番号を入力
- カードと、必要に応じて明細票を受け取って完了(所要時間は約1分)
健康保険証そのものは、ATMには必要ありません。
マイナンバーカードだけ持っていけばOKです。
利用時間と注意点
- 基本は原則24時間・手数料0円
- 毎月第3土曜の17時〜翌月曜8時、年末年始などはメンテナンスで利用不可
- 深夜3〜6時頃に行った手続きは、完了が6時以降になる場合あり
明細票は、「本当に申し込み完了しているか不安な人」は保管しておくと安心です。
「セブンのATMで1分、画面の『次へ』を押していくだけで、受診の不安がひとつ減ります。」
スマホなし・パソコンなしの人はどうする?【最短ルート】
スマホもPCも持っていない、または操作が不安な人は、
次のどちらかを選べばOKです。
- かかりつけの病院・薬局で登録(顔認証付きカードリーダー)
- セブン銀行ATMで登録(マイナンバーカード+4桁暗証番号)
それでも「暗証番号を完全に忘れてしまった」「カード自体がない」という場合は、
無理にマイナ保険証にせず、資格確認書を基本に使う選択肢もあります。
資格確認書については、
『マイナ保険証と資格確認書の違いとは?併用ルール・届かないとき・再発行までまるごと解説』
(シリーズ記事⑦)で詳しく解説しています。
子供のマイナ保険証の作り方|親がスマホでサポートする手順
子供のマイナ保険証については、
- カードを作るかどうか
- 作ったあとの登録を誰がどうやるか
の2ステップで考えると整理しやすくなります。
STEP1:子供のマイナンバーカードを作る
15歳未満の子供でも、保護者の同意と付き添いがあればマイナンバーカードを作れます。
ここは本記事の範囲外なので、総務省・自治体サイトの「マイナンバーカード交付」案内を参照する形にしています。
STEP2:保護者のスマホやPCで子供分を登録
公式のFAQでは、
「保護者のスマホやPCを使って、子供名義でマイナポータルにログインし、マイナ保険証の登録ができる」と案内されています。
- 保護者のスマホにマイナポータルアプリを入れる
- アプリから「マイナンバーカードでログイン」を選ぶ
- スマホで子供のマイナンバーカードを読み取り、子供の暗証番号を入力
- 子供のアカウントでログインした状態で「健康保険証」ページへ
- 「マイナンバーカードを健康保険証として利用する」にチェック → 登録
ポイントは、保護者のスマホを使っていても、ログインしているのはあくまで「子供本人」という点です。
あえて資格確認書スタートにするのもアリ
とくに小さな子供の場合、
- まだ病院の回数が多くない
- 暗証番号管理や紛失リスクが心配
といった理由で、当面は資格確認書で運用する家庭も多いのが実情です。
「今すぐマイナ保険証にしなければならない」わけではないので、
子供の性格や家庭のサポート体制に合わせて、ゆっくり決めていきましょう。
新生児のマイナ保険証・資格確認書|出生直後のリアルな選択肢
2024年12月以降に生まれた赤ちゃんについては、
紙の健康保険証の新規発行が行われないため、
- マイナンバーカード+マイナ保険証
- 資格確認書
のどちらか(多くは後者)で対応することになります。
出生後すぐの手続きの流れ(ざっくり)
- 勤務先や市区町村に被扶養者(加入者)としての届け出を出す
- その際、「資格確認書の発行有無」を選ぶ欄がある場合は、必要に応じてチェック
- 資格確認書が届いたら、それを使って受診
- 落ち着いてから、必要に応じてマイナンバーカード+マイナ保険証を検討
新生児のうちは通院・予防接種も多く、保護者もバタバタしがちです。
「まずは資格確認書で運用し、時間と気持ちに余裕ができたらカードを作る」という判断も、十分合理的です。
登録できたか不安なときの確認方法と、つまずき解消Q&A
マイナ保険証として登録できているか確認する方法
1)マイナポータルで確認
- マイナポータル(アプリ or Web)にログイン
- ホーム画面の「証明書」エリアから「健康保険証」を選択
- 「マイナンバーカード利用:登録済」と表示されていればOK
2)病院・薬局で確認してもらう
受診の際に、マイナンバーカードを提示して、
「マイナ保険証として登録済か確認してもらえますか?」と聞くのも一つの方法です。
よくあるつまずきQ&A
Q1. 暗証番号を間違えてロックしてしまいました。
市区町村の窓口で、本人確認書類とマイナンバーカードを持参すれば、
暗証番号の再設定ができます。
ロックしたままにしておくと、マイナポータルやATMからの操作ができないので、早めに手続きをしておきましょう。
Q2. 電子証明書の有効期限が切れてしまいました。
電子証明書の更新も、市区町村窓口で行います。
一部の機能は一定期間利用できる場合もありますが、
今後もマイナ保険証を使うつもりなら、余裕のあるうちに更新を済ませておくのがおすすめです。
Q3. 保険者(勤務先)が変わった場合、登録し直しが必要ですか?
保険者が変わっても、マイナ保険証の利用登録をやり直す必要はありません。
保険者側の手続きが完了すれば、新しい保険情報がオンラインで反映されます。
ただし、反映までにタイムラグが生じる場合があるため、転職直後は資格確認書も一緒に持っておくと安心です。
まとめ|「今の自分に合うルート」をひとつだけ決めよう
最後に、この記事のポイントをぎゅっとまとめます。
- マイナ保険証の登録方法は「病院・薬局」「マイナポータル」「セブン銀行ATM」の3つだけ
- スマホなしの人は、病院・薬局での登録かセブン銀行ATMを選べばOK
- 子供は、保護者のスマホやPCから子供名義でマイナポータルにログインして登録できる
- 新生児は、まず資格確認書で運用し、落ち着いてからカード+マイナ保険証を検討するのも現実的
- 登録できているか不安なときは、マイナポータルの「健康保険証」ページか、病院の窓口で確認を
「マイナ保険証の登録は、思っているより『手続き』ではなく『ボタンを押すだけ』に近い作業です。」
今日のうちに、「自分はどのルートでやるか」だけ決めてみてください。
情報ソース・参考リンクと注意書き
本記事の内容は、以下の公的機関・公式FAQ・解説記事などをもとに、2025年12月1日時点の情報を整理したものです。
- マイナポータル「マイナンバーカードの健康保険証利用」
- マイナポータルFAQ「マイナンバーカードの保険証等利用の登録方法」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用方法」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)について」
- デジタル庁「マイナンバーカードの健康保険証利用」
- セブン銀行「マイナンバーカードでの手続き(健康保険証利用の申込み)」
- セブン銀行 企業サイト「マイナ保険証の登録もセブン銀行ATMで!安全・便利なしくみと操作方法」
- 鳥取市「マイナンバーカードの保険証利用登録方法」
【注意書き】
制度や運用、対応端末、ATMのサービス時間等は、今後変更される可能性があります。
最新情報や具体的な手続きについては、必ずマイナポータル・厚生労働省・デジタル庁・各保険者・セブン銀行などの公式情報をご確認ください。


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